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イスラム系の移民が増えヨーロッパはイスラム化の危機に陥っている。
イスラム国の台頭やパリ同時多発テロなどの出来事はヨーロッパ社会に衝撃を与え、反イスラムの右翼政党がうまれもした。
著者が焦点を当てているのがヨーロッパで生まれたイスラム系移民の2世、3世だ。彼らはいわゆるキリスト教の白人社会に溶け込めず、イスラム国の一員になってしまい、
母国でテロを起こすホーム・グロウンテロリストになってしまうという。
本書は異文化社会とは何かを考える1冊だ。