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きらり
【「良い子」じゃなくたっていい。ただこの世界を生き延びてほしい。ただ、それだけ】
子供を育てるって、喜びもあるが、本当に大変。お金があれば他者の助けを得ることはできるが、お金で全て解決できる話ではない。誰もが「どうしよう」「わからない」「もういやだ」を抱えながら生きているのだ。また、「良い子」って、誰かにとっての扱いやすい（都合の）良い子をいうのだと思う。それなのに、他の子と比較してしまい、周りと合わせてほしかったり、自分の子が劣っていると不安になってしまう。その心理的葛藤が繊細かつ丁寧に描かれた一冊。
