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『鎌倉うずまき案内所』(青山美智子)は、鎌倉を舞台にしたエッセイ風の旅行ガイド・物語作品です。実在の地名や史跡、地元の文化や伝承を織り交ぜながら、読者を鎌倉の魅力的な街並みや隠れたスポットへと案内します。「うずまき」というタイトルから連想される独特の視点や趣向も盛り込まれ、散策気分で楽しめる一冊です。
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。
『鎌倉うずまき案内所』(青山美智子)は、鎌倉を舞台にしたエッセイ風の旅行ガイド・物語作品です。実在の地名や史跡、地元の文化や伝承を織り交ぜながら、読者を鎌倉の魅力的な街並みや隠れたスポットへと案内します。「うずまき」というタイトルから連想される独特の視点や趣向も盛り込まれ、散策気分で楽しめる一冊です。