「平凡である」ってその人の最大の魅力だよな
って大人になってから思うことが増えました。
平凡ってことは一定の成果を見込めるって
期待できることに繋がると感じているからです。
今でこそそう思うけど、中高生時代は
尖っている方がいい、なんかかっこいいって
思っていたよなとしみじみ思い出しました。
尖っているから、少数派だから
感じるしんどさや悩みも
あるなんてあの頃は想像もせず勝手に思ってました。
そんな若かりし苦々しい日々のことを
本書は思い出させてくれました。
キートがいとこや周囲の人の
弱さを知ることで
自分の弱さを受け入れられたのと同じように
人は誰かの弱さや脆さを知ることで、
自分も弱さがあって普通だと感じられるようになるのだと
思いました。