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瀬川コウ氏の「謎好き乙女」シリーズ第2作。この作品はとにかく主人公ペアのキャラクターが独特(好き嫌いが別れる)であり、この2人の掛け合いが好きな人にとっては前作同様たまらない出来になっている。もちろんミステリーとしても極めてよくできていて、「日常の謎」ものとしてとっても面白く読める。個人的にちょっとげんなりするところがあったので星4つ。
紫風祭。藤ヶ崎高校学園祭を早伊原樹里と回ることになった春一は、その道中で相次いで“謎”に遭遇する。開会式で用いる紙ふぶきの消失。模擬店と異なる宣伝看板を並べる実行委員。合わない収支と不正の告発。初夏の一大イベント真っただ中で起こる事件を追う中で、二人は学祭実行委員長・篠丸の暗躍を知る…。正義とは何か。犯人は誰か。切なくほろ苦い青春ミステリ、第2弾。
瀬川コウ氏の「謎好き乙女」シリーズ第2作。この作品はとにかく主人公ペアのキャラクターが独特(好き嫌いが別れる)であり、この2人の掛け合いが好きな人にとっては前作同様たまらない出来になっている。もちろんミステリーとしても極めてよくできていて、「日常の謎」ものとしてとっても面白く読める。個人的にちょっとげんなりするところがあったので星4つ。