騎士団長ってことは、強いお姫様なのかな? と興味をそそられてレジへ。
個人的に、顔を赤くしたヒロインのクリスティーナが可愛くて、絵も色彩もふんわりとした印象がとても好みでした。
そしてテンポが良いので、楽しんで読み進められる作品です。
“王子と男勝りの女騎士”のイメージは、王子がヒロインのような性格をしていることがままあるものですが、この物語は違います。
クリスティーナは格式ある貴族の令嬢でありながら、王国騎士団を率いる騎士団長。甲冑を着て、剣を振るい、いかつい男たちに混じって訓練をする姿は『漢』という言葉がぴったりです。
そんな彼女が守るのは、幼馴染でもある王子のレオナード。
クリスティーナは身辺護衛も兼ねて婚約者に抜擢されるのですが、普段女性の扱いを受けていないため、レオナードとの近い距離にあわてる様子がとっても可愛いです!
とても強いクリスティーナもドレスを着ると、普通に可愛いお姫様というのも、ギャップ好きにはたまらないと思います。騎士なのに華奢! でも強い!
鈍感過ぎるクリスティーナにアタックを繰り返すレオナードにキュンキュンです。
敵が多い王子の婚約者という立場は、それだけで危険がつきもの。レオナードの義母にあたる妃はなんと、彼を亡きものにしてこようとします。
父王はぞっこんですが…美人だけど性格悪いです。
まだ始まったばかりの物語ですが、早くレオナードとクリスティーナのいちゃいちゃが見たくなります。