100歳を過ぎてもなお、力強く生きる著者が描く日常や哲学的な視点がとても印象的で、年齢を重ねることに対する偏見や恐れが払拭されるような内容です。佐藤さんのユーモアを交えた生き方や、人生に対するポジティブな態度は、読んでいるこちらも元気をもらえるような気持ちになります。
「終着駅」とは言いながらも、実際には新たな人生の可能性を感じさせるような内容が広がっており、年齢に関係なく人生をどう楽しむか、どう向き合うかについて考えさせられます。老いを恐れず、自分らしく生きる大切さを改めて実感できる一冊です。