非常に深い理論的な内容が多く、労働と主体性、記号の関係を考える上で新たな視点を得られる一冊でした。社会的な枠組みの中で労働者がどのように自分を認識し、またどのように規定されるのかを理解するための手がかりが多く含まれており、労働者の社会的役割に対する考え方が深まったように感じました。特に、記号論や社会哲学に興味がある人には非常に刺激的で学びの多い作品です。
労働者になるとはどういうことか?
労働力は本当に「商品」なのか?
マルクスの「労働力=商品」論は何を間違えたのか?
“ボタンの掛け違い”から生じた錯誤をつぶさに解きほぐし、労働者の“実相”に迫る。
俊英による、資本主義の“核心”についての徹底考察。
はしがき
序 論
第1章 新しい労働者像を求めて
はじめに
第1節 労働力の生産という無理
第2節 労働力の二面性
第3節 労働者像の再構築
おわりに
第2章 労働力商品という虚像
はじめに
第1節 労働力商品化の論理
第2節 労働力概念の特殊性
第3節 労働者包摂の原理
おわりに
第3章 労働者表象という擬制
はじめに
第1節 労働力商品論に内在するマルクスの商品観
第2節 労働者表象とその評価メカニズム
第3節 労働記号の枠にはめ込まれた存在
おわりに
第4章 労働と契約
はじめに
第1節 交換契約と条件契約
第2節 労働記号──その原型と変容
第3節 労働契約と労働記号
おわりに
第5章 労働と記号
はじめに
第1節 労働の記号化
第2節 賃金の構造──機能と欲求
第3節 労働力概念の応用
おわりに
第6章 労働と時間
はじめに
第1節 社会的労働時間と個別的労働時間
第2節 資本の指揮・監督機能──内容的二重性と形態的専制性
第3節 労働時間の記号化
おわりに
第7章 労働と暴力
はじめに
第1節 モノ化──包摂の条件
第2節 空間のヒエラルキー
第3節 暴力の進歩
おわりに
あとがき
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