予言がはずれた後、教団はどうなったか。「認知的不協和の理論」を検証する社会心理学の古典に、釈徹宗氏による解説を付した新装版。
本書は予言を教義の中心におく宗教グループの布教活動に関する社会心理学的な実証研究である。著者たちは実際にこのグループに加わってその活動を追いかけ、予言がはずれた後、布教活動はかえって活発化するという逆説的な予測を検証した。私たちの日々の生活にも生じる認知的不協和とそれを解消するときに何が起きるのかを描き出す。
【原著】Festinger, L., Riecken, H. W., & Schachter, S., When Prophecy Fails: An account of a modern group that predicted the destruction of the world(University of Minnesota Press, 1956)
まえがき
第一章 成就しなかった予言と失意のメシアたち
第二章 外宇宙からの教えと予言
第三章 地上に言葉を広める
第四章 長い間、指令を待って
第五章 救済のさし迫った四日間
第六章 成就しなかった予言と意気盛んな予言者
第七章 予言のはずれに対するリアクション
第八章 ひとりぼっちで渇ききって
エピローグ
方法論に関する付録
宗教思想に関連した人名および用語集
訳者解説
新装版解説[釈徹宗]
新装版への訳者あとがき
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