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『斉木楠雄のΨ難』第25巻は、超能力者・斉木楠雄の平穏を望む日常が相変わらずドタバタとにぎやかで、最終巻にふさわしい笑いと感動が詰まった内容になっています。これまで積み重ねてきた個性的なキャラクターたちとの関係性が丁寧に描かれ、斉木の心の変化や成長がしっかりと伝わってきます。特に、彼が本心を少しずつ見せるようになる描写は、これまでの彼を見てきた読者にとって大きな感動ポイントです。ギャグ漫画でありながらも、キャラの魅力やメッセージ性がしっかり込められていて、笑いと同時に温かさを感じる巻でした。シリーズ完結にふさわしい充実した一冊です。