最初は一般的に美人と呼ばれる人間の普通の体験談がつらつらと書き連ねられている本で特に何を思うわけでもなく淡々と読み進めて行きましたが、最後の怒涛の展開及び仕掛けられたトリックまたそれを行うことができると言うことにとても鳥肌が立ちました!
凄い!!
超絶トリック!って帯にも書いていたので、気にしながら読みましたが全くわからず…。
序盤の香織の美人不幸話しはちょっとイライラしたけど、途中から本当に逆転して一気に引き込まれました。
本当に凄すぎる!
美人に生まれついてしまったがゆえに様々な不運に見舞われ、ついにはある事件に巻き込まれてしまった不幸な女性の手記、という体裁をとった本書。
いくつか気になる箇所はあったものの、にぶい僕は最後まで本書の狙いに気づけなかった。
なるほどその手があったか!! してやられたという快感を味わいたい方におすすめ。