川北稔さんの『砂糖の世界史』を読んで、砂糖が世界の歴史を動かしてきたことに驚きました。昔は高級品だった砂糖が、奴隷制度や植民地支配と深く関わっていたことを知り、甘いものの裏にある苦しみを考えさせられました。
特に印象的だったのは、砂糖の需要が黒人奴隷の過酷な労働を生み出したという事実です。今では当たり前にある砂糖が、かつては人の命や社会の仕組みを大きく左右していたことに、歴史の重みを感じました。
この本を通して、身近なものにも深い背景があることを知り、もっと世界のことを学びたいと思いました。
プロローグ 砂糖のふしぎ
第1章 ヨーロッパの砂糖はどこからきたのか
第2章 カリブ海と砂糖
第3章 砂糖と茶の遭遇
第4章 コーヒー・ハウスが育んだ近代文化
第5章 茶・コーヒー・チョコレート
第6章 「砂糖のあるところに、奴隷あり」
第7章 イギリス風の朝食と「お茶の休み」 ──労働者のお茶
第8章 奴隷と砂糖をめぐる政治
第9章 砂糖きびの旅の終わり ──ビートの挑戦
エピローグ モノをつうじてみる世界史 ──世界史をどう学ぶべきか
あとがき
川北稔さんの『砂糖の世界史』を読んで、砂糖が世界の歴史を動かしてきたことに驚きました。昔は高級品だった砂糖が、奴隷制度や植民地支配と深く関わっていたことを知り、甘いものの裏にある苦しみを考えさせられました。
特に印象的だったのは、砂糖の需要が黒人奴隷の過酷な労働を生み出したという事実です。今では当たり前にある砂糖が、かつては人の命や社会の仕組みを大きく左右していたことに、歴史の重みを感じました。
この本を通して、身近なものにも深い背景があることを知り、もっと世界のことを学びたいと思いました。