ありがとう
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日常の中にあるさりげない魅力を感じました。七転さんの作品は、シンプルでありながらもキャラクター同士のやり取りが心温まるもので、今回も美人同期との何気ない食事シーンが続きますが、その中で少しずつ心の距離が縮まっていく様子がじんわりと描かれています。
食事を共にしながらの会話や、ちょっとしたやり取りが自然に進んでいき、リアルな人間関係が感じられます。ラブコメとしての要素もありつつ、押し付けがましくなく、読後感がとても爽やかで心地よかったです。