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山本七平著の空気の研究
戦時中の日本に充満していた空気について研究した本。戦時中の重要な決断が空気によってなされていた点や外国人に捕虜にされていた場所での空気の変化を実体験を元に書かれていて大変説得力があった。みんながなんとなく気にしている空気というものがいかに恐ろしい狂気となりうるかがひしひしと伝わってきて、空気に流されることによる判断の誤りの怖さを感じた。
空気には十分に注意が必要であると感じた。
なんとも言えない空気に悩まされている方、必見です。