ありがとう
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ずっと読みたかった寺地はるな著の「カレーの時間」
ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった
孫息子・桐矢が主人公。
カレーを囲む時間だけは祖父と打ち解けことができ、
祖父のことを知っていく物語です。
タイトルも「カレーの時間」とあるように、
作品の中にカレーが出てくるのですが、それが
どれもおいしそうで食べたくなりました。
祖父の思いやそれを知った時の桐矢を含めた
登場人物の心境を思うと切ないのですが、
家族って多かれ少なかれ、こういうことはあるだろうなと
思いました。