ずっと読みたかった寺地はるな著の「カレーの時間」
ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった
孫息子・桐矢が主人公。
カレーを囲む時間だけは祖父と打ち解けことができ、
祖父のことを知っていく物語です。
タイトルも「カレーの時間」とあるように、
作品の中にカレーが出てくるのですが、それが
どれもおいしそうで食べたくなりました。
祖父の思いやそれを知った時の桐矢を含めた
登場人物の心境を思うと切ないのですが、
家族って多かれ少なかれ、こういうことはあるだろうなと
思いました。
僕の祖父には、秘密があった。
終戦後と現在、ふたつの時代を「カレー」がつなぐ
絶品“からうま”長編小説
ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった孫息子・桐矢。カレーを囲む時間だけは打ち解ける祖父が、半世紀の間、抱えてきた秘密とはーーラスト、心の底から感動が広がる傑作の誕生です。
【感動の声、続々!】
「ひとの持つどうしようもなさ、そこから生まれる愛おしさ。味わい深く余韻ある作品」--町田そのこさん
「あの時代を生きてきた祖父と、この時代を生きているぼく。どうしようもない噛み合わなさと、どう向き合うか。いま必要なテーマをじっくり煮込んだこれぞテラチ風味の極うま長篇」--瀧井朝世さん
カバー撮影/山本まりこ
ずっと読みたかった寺地はるな著の「カレーの時間」
ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった
孫息子・桐矢が主人公。
カレーを囲む時間だけは祖父と打ち解けことができ、
祖父のことを知っていく物語です。
タイトルも「カレーの時間」とあるように、
作品の中にカレーが出てくるのですが、それが
どれもおいしそうで食べたくなりました。
祖父の思いやそれを知った時の桐矢を含めた
登場人物の心境を思うと切ないのですが、
家族って多かれ少なかれ、こういうことはあるだろうなと
思いました。