「ワークシートで漫才をつくろう」を読んで、漫才作りの奥深さに触れました。
今までお笑いを「感覚的なもの」として捉えていましたが、この本はそれを論理的に、そして体系的に解説しています。
ワークシートに沿って進めることで、普段意識しないツッコミとボケの役割分担や、フリとオチの構成が明確になり、漫才が分解されていくような感覚を覚えました。
特に印象的だったのは、「日常の気づき」を漫才のネタに昇華させるプロセスです。
何気ない会話や出来事から笑いを生み出すヒントを見つける視点は、漫才作りだけでなく、普段のコミュニケーションにも役立つと感じました。
実際にワークシートを埋めていく作業は、まるでパズルを組み立てるようで、完成した時の達成感は格別です。
漫才初心者でも安心して取り組める一冊だと感じました。