かなり気になる終わり方をしたので、待望の⑨巻です!
個人的にドミニクは滅茶苦茶好きなキャラクターなので、酷い目に遭わせられないか心配でした。
ドミを人質に取られたノエが求められたのは、「ヴァニタスの血を暴き、過去を覗き見る事」。ノエにしか出来ない事です。
そして、このミーシャことミハイルは、ヴァニタスを「おにいちゃん」と呼んでいるのがかなり気になるところ。
可愛い顔をして、割とヴァニタスに対して並々ならぬ執念を燃やしているのが、怖いと感じます。
さらに、ヴァニタスがDr.モローの研究所でモルモットにされていた時の話も登場。
前回モローが登場した際の、”献身的な”ヴァニタスの協力の真相とモローの実験の目的がわかります。
それにしても、悲鳴がすごくえぐいです。
前から思っていましたが、ヴァニタスって面倒見が良いなあと感じます。
そして、全ての謎を解く鍵でもある蒼月の吸血鬼…神秘的である意味、面白い存在でした。
まだまだ隠された過去があるヴァニタスですが、過去を暴かれたくないヴァニタスとドミを救いたいノエの対決は本当に激しいです。
前回まで笑い合っていたのは、何なんだったんだろうと絶望的になります。
アニメもスタートした「ヴァニタスの手記」
掴みどころのないヴァニタスの新たな面を知りたい方は、必見の巻です。