又吉先生とヨシタケシンスケさんの共著第二弾です。ある村に住み着いた二人の男が本の復元をするという設定から、すでに面白い物語でした。
お題がユニークなのはもちろんですが、このお題からこんなにも多様な物語をよく思いつけるなと、お二人の発想力に圧倒されます。
思わずくすっと笑えて、時にちょっとゾッとするような、楽しい短編ばかりでした。
最後の「主人公が本が好き」な本の章が、個人的にはとても良かったです。本が好きな人たちへの温かいメッセージになっているのだろうと感じました。このシリーズ、ぜひ続いてほしいと強く願っています!













