「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」に続く
「椿ノ恋文」を読みました。
鳩子(はとこ)ことポッポちゃんシリーズ第3弾です
とある事情で代書屋をお休みしていた鳩子が
代書屋を再開するところから物語は始まります。
とある事情というのは、ぜひ「キラキラ共和国」を
お読みになった後、「椿ノ恋文」を読んでみてください。
前作2冊でもユニークな依頼内容でしたが、
今作はさらに難易度がぐっと上がった依頼内容ばかりでした。
どんな手紙だったかはネタバレになるため、ここでは控えます。
とあることで悩む鳩子にマダムカルピスが
「トキグスリ」という言葉を教えます。
何か悩みを抱えているときや苦境に立たされているときは
それがずっと続くような気がして余計しんどくなるのですが、
マダムカルピスが言ったような時が経てば変わることがあるという
考え方を持っていたら、救われることもあるような気がしました。