天下統一した豊臣秀吉を影で支えた弟秀長を題材にした物語です。兄の秀吉に比べてあまり知られていない人物ですが、この秀長の影の支えがあったことが秀吉の人を引き付ける力が合わさってこその天下統一なのだと感じることができます。強い個性のトップ(秀吉)だけではできないこと、補佐する役割の大切さを考えさせられます。物語だけの小説ではなく所々に作者の意見や感じたことも記述されているので小説に慣れていない人でも読みやすくなっています。
【NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公】
兄・秀吉があれほどの成功をなし得たのは
「この人」のようなよき弟を持ったせいだという者さえいる。
(堺屋太一「はじめに」より)
豊臣秀吉の3歳違いの弟・秀長は、経歴からいっても実績からいっても、万人が認める天下のナンバー2であった。しかし、自らの働きを誇ることなく、偉ぶることもなく、常に脇役に徹した、まれにみる有能な「補佐役」であったといえる。
秀長は人柄がよく、様々な実務に抜群の才があったばかりではなく、いくさでも負けを知らなかった。
激動の戦国時代にあって、天下人にのし上がる秀吉を支えた男の生涯を描いた、傑作歴史長篇。
「私心のない、じっくりと構え、自ら一流の判断力と軍事能力を持ちつつ、それを二〇〇パーセント兄秀吉の出世と成功に注ぎ込む一人の男、豊臣秀長の姿が、それこそジワリジワリと浮かび上がってくる」
(小林陽太郎「解説」より)
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