ありがとう
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物語の構成が非常に丁寧で、事故の疑惑、調査、銀行や取引先との駆け引き、世論のバッシングあらゆるプレッシャーが押し寄せるなかで、一歩ずつ真実に近づいていく過程がワクワクします。 
総じて、空飛ぶタイヤは、現実の闇と対峙する正義、弱者を守る覚悟、理不尽に立ち向かう人間の強さを描いた、胸に残る社会派エンタメ小説。読み終えた後、正しいことをあきらめないって、すごく大事だな、とあらためて思わせてくれる一冊だと思います。

















