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ブクスタ！

ファンクラブの存在を疑うレベルで読者から愛されている成瀬の短編集。 なんて事ない日常を舞台にした話なのに何でこんなに面白いのか...。 成瀬の独特なのに微笑ましいキャラクターの魅力が大きいのは勿論なのだが、作者のスルスルと頭に入ってくる文章も大きな魅力の一つだと感じた。 純粋に文章を追う行為が気持ち良かった。 また1人好きな作家が出来たと嬉しく思う。