2024年に読んだ本の中でもかなり好きな部類でした。
生前犯した罪により、輪廻のサイクルからはずされた魂が、自殺を図った中学三年生の少年【小林真】の体にホームステイするところから物語が始まります。
早い段階で、展開は予測出来てしまいましたが、
重いテーマになりがちな「自殺」を爽やかに
描いている作品だなと感じました。
学生の皆さんにぜひ読んでほしい作品だなと思いました。
生前大きな罪をおかし、死んだ魂が抽選に当たり、再度現世に蘇ることで、罪を洗い流し新しい魂として輪廻のサイクルに戻ろうとするお話。
最後の展開はなんとなく途中から予想がつきましたが、それでも命の尊さを感じました。