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旅の絵本 中国編
水墨画"清明上河図"をモチーフにし、河を遡る形式で旅が進む。だから旅人も馬に乗らず、船で移動するページが多い。
竜を動かす祭りや西遊記の京劇など伝統芸能の様子が描かれていて賑やかだ。魯迅の小説に登場した店も描かれ、行きたくなった。
「旅の絵本」シリーズ初のアジアを舞台にした七巻目は、中国編です。絹布に水墨画のように描かれた世界は、今までのシリーズとは全く違う雰囲気です。まず、旅の男は黄河をさかのぼります。そして陸にあがると、桂林や敦煌などの町を行き過ぎます。兵馬俑発掘現場や万里の長城など名所がいっぱいで、見あきません。その雄大な舞台の中に、お祭り・結婚・葬式という、中国の人々の日常がしっかり描きこまれ、見応えのある一冊となりました。
旅の絵本 中国編
水墨画"清明上河図"をモチーフにし、河を遡る形式で旅が進む。だから旅人も馬に乗らず、船で移動するページが多い。
竜を動かす祭りや西遊記の京劇など伝統芸能の様子が描かれていて賑やかだ。魯迅の小説に登場した店も描かれ、行きたくなった。