『レシピに書けない「おいしいのコツ」、全部お話しします』は、料理の「行間」にあるほんの一手間が、思いもよらず味をぐっと引き上げる瞬間をそっと教えてくれる一冊です。から揚げの粉は二度づけ、具材はちぎる、調理道具を活かす…そんな小さな発見がユーモアを交えて描かれていて、ページをめくる度に「なるほど!」とつぶやきたくなる温かさがあります。レシピ本以上の、“美味しさの気づき”が得られる本でした。
さまざまな媒体で数々のレシピを提案してきたベテラン料理研究家が、これまで「本当はもっとこう伝えたいのに、字数に制限があって書ききれなかったこと」や「ラクにするならこんな方法がある」「こうしたほうが断然おいしいくなる」と思いつつも伝えられなかったことを、本書ですべてを吐き出します。
雑誌やウェブなどで紹介されるレシピの多くは「簡潔に」「食材や調味料も最小限に」が基本となっていて、よりおいしく作るためのコツ、あるいは失敗を避けるためのちょっとしたコツ、また「なぜこの作業が必要なのか」「なぜこのタイミングでこうするのか」といった“レシピの行間に潜む意味”は省かれてしまいがち。本書はこの“行間”を楽しく読みながら、日々の料理をもっとおいしくするためのコツを学べるエッセイ&レシピ集です。
【1章 「家庭料理」は、もっとおいしくなる】
・麻婆豆腐には、家庭料理のすべてが詰まっている
・しょうが焼きは、鶏むね肉がいい!
・チキンソテーは、厚いところと薄いところを両方楽しむ
・ハンバーグの玉ねぎは、手軽にレンジで
・ポテサラの極意は、余計な水分をとばすこと
・具ひとつで最高においしい シンプルなきゅうりのサンドイッチ
・から揚げは、粉の二度づけとまるめて揚げるひと手間でカリッとジューシー
・あえものには、うまみがあり汁けを吸ってくれるものを加えてみて
【2章 知ってほしい、雑誌では伝えきれない新しいおいしさ】
・作りおきより「半つく」が、今の私にちょうどいい
・すべての料理が「うまみたっぷり」じゃなくていい
・じっくり加熱してくたくたにしたり、煮くずれさせたりする美味しさもある
・「ほぐす」と「ほぐさない」、ひき肉の2通りのおいしさ
・切るより、ちぎるが正解。「厚揚げとキャベツのみそ炒め」
・もやしは「揚げ焼き」で、やみつき食感に
・電子レンジ調理=蒸し料理 成功の決め手は「水分」です
もっと推したいこの食材
・「バジルペースト」は、うまみのかたまりです
・主役級の食べごたえがある「長ひじき」
・「なまり節」は最強の“鉄活食材”
・生でも、煮ても。かぶのように使える「ビーツ」
・「冷凍グリーンピース」の進化が止まらない
・手間がかかるほどに愛おしい「牛すね肉」
【作るのは「いつものおかず」の延長でいい。
そう考えれば、ホームパーティは怖くない!】
・大きく切るだけで、存在感アップ!「ごぼうのバルサミコ煮」
・いつもの野菜が、スパイスで変身「生カリフラワーのスパイスマリネ」
・飛ぶように売れる人気者「ささみフライ」
・冬の主役はあつあつのグラタン
【3章 私の「おいしい」を作るもの】
・基本の調味料と油のこと
・冷蔵庫に「水だし」があると、重宝です
・便利な道具にはどんどん頼る
・私を育ててくれた味 母と伯母が授けてくれた味の記憶
・大庭英子先生のこと
すべて見る
新着の本すべて見る
30日間で人気のまとめ記事





すべて見る
小説のまとめ記事





すべて見る
漫画のまとめ記事





すべて見る
おすすめのまとめ記事





すべて見る
ミステリーのまとめ記事




