『一鬼夜行 鬼の福招き』は、小松エメルによる時代ファンタジー小説で、人間と鬼が共に生きる不思議な世界を舞台に、心温まる物語が展開されます。鬼でありながら優しさと正義を持つ主人公と、人間たちとの絆が丁寧に描かれ、優しい余韻を残します。江戸の情緒や季節の風景も巧みに織り込まれ、哀しみと希望が共存する、美しくも温かな物語でした。シリーズらしい穏やかな魅力が光る一冊です。
可愛い小鬼と閻魔顔の若商人が営む
よろず妖怪相談処、開業!?
とある事情で大妖怪としての力を失い、強面の若商人・喜蔵が営む
古道具屋「荻の屋」に居ついた小鬼の小春。
いつまでたっても怠惰を極める居候に喜蔵の怒りが頂点に達した時、
小春が掲げた「妖怪相談処」の看板を見て妖怪たちが訪ねてきた。
主人の奇行を心配する忠鳥の依頼や切ない恋愛沙汰の解決などに
奔走する二人だが、相談処の繁盛ぶりには思わぬ理由がーー。
累計25万部突破の明治人情妖怪譚シリーズ、第二部開幕!
(目次)
序
一、妖怪相談処
二、みつぼし
三、桜灯籠
四、神と呪い
五、招かれざる客
六、禍の猫
七、鬼の福招き
すべて見る
新着の本すべて見る
30日間で人気のまとめ記事





すべて見る
小説のまとめ記事





すべて見る
おすすめのまとめ記事





すべて見る
漫画のまとめ記事





すべて見る
趣味のまとめ記事




