主人公は、エレン・イェーガーという少年。
約100年前、人類の大半は「巨人」によって食い尽くされ、残った人類は巨人の侵攻を防ぐ高い壁を築き、その中で暮らすことで平和を享受しています。
その中の一つの街、シガンシナ区にエレンは暮らしています。
エレンは巨人がはびこる壁の外の世界を探検する「調査兵団」に憧れていますが、家族や友達、周囲の人々からは反対されてしまいます。
それもそのはず、「巨人」と「人間」には圧倒的な力の差があり、「調査兵団」の兵士たちでさえも巨人と遭遇し戦闘になった際の生存率は低いのです。
それでも調査兵団入りを諦めないエレンですが、ある日突然、シガンシナ区を囲む50mの壁が破壊され、街に巨人が侵入してきてしまい、エレンの運命は大きく変わることになります……
ここまでが、一巻の冒頭のストーリーです。
この作品の見どころのひとつは「巨人」vs「立体機動装置」。
人間より圧倒的に強い巨人に立ち向かうため開発されたのが、ワイヤーを高圧ガスによって射出し、立体的に移動する「立体機動装置」です。
これが凄くカッコいい!
ストーリーの奥深さも魅力ですが、戦闘シーンの激しさも圧巻です。
また、「ゴールデンカムイ」のように、シリアスな雰囲気に、突然挟まるギャグも見所です。つい笑ってしまいます。
絶望的な状況でも、あきらめずに戦い続けるという王道さ。
そして独自の世界観や設定など、コアな要素を併せ持っている唯一無二のマンガだと思います!
ぜひ手にとって、迫力を体験してみてください。
人気アニメ作品の原作です。海外からの人気も凄まじいですね。正直この漫画の作画はとても綺麗とは言えませんが、張り巡らされた数々の伏線や、仲間だと思っていた人物からの裏切りなど予想できない展開が続きます。是非最終巻まで読み切って欲しい作品です。