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ゲーテの生涯を紹介した1冊、学術書というよりエッセイ集のような文章で読みやすい。
"若きウェルテルの悩み"、"ファウスト"の作者のイメージしかなかったが、ワイマール公国の顧問官として公務に励み、業務を通じて鉱物学など様々な学問の知識を身に付けていた。
あの大文豪はこんなにも面白い人だった!十代から恋愛遍歴を重ね、齢70を過ぎて17歳の少女にプロポーズした。二十代でベストセラー恋愛小説を書き、ワイマールの顧問官として職務に取り組んだ後、突然偽名を使ってイタリアへ逃亡した。詩をつくり、石を集め、山を登り、82歳で大作『ファウスト』を完成した。数多くのエピソードとともに、天才ゲーテの魅惑の世界を散策する画期的評伝。第五回桑原武夫学芸賞受賞。
ゲーテの生涯を紹介した1冊、学術書というよりエッセイ集のような文章で読みやすい。
"若きウェルテルの悩み"、"ファウスト"の作者のイメージしかなかったが、ワイマール公国の顧問官として公務に励み、業務を通じて鉱物学など様々な学問の知識を身に付けていた。


