あの三国志に登場する軍師・孔明がパリピ!? と、意外性に惹かれて手に取った1冊です。
西暦234年、かの五丈原の戦場にて息を引き取った孔明。
気が付くと、ハロウィンの日の渋谷に降り立っていたのです。
ここは地獄だと勘違いする孔明が出会ったのは、月見英子という女性。
彼女の歌声に魅了された孔明は、歌手になるという彼女の夢を叶えるべく軍師となって道を示していくことに。
現代の常識すらないのにどうやって…と思うのですが、そこはハイスペック孔明。
話が進むごとにどんどん知識を吸収し、早々にパソコンのキーボードを叩きはじめています。
しれっと色んな技能を習得しているところがちょっと笑えるポイント。
ライブを成功させるために、三国志時代に使っていた策略を披露するのも面白いです。
三国志を知っていればニヤニヤできますが、知らなくても楽しめるのでご安心ください。
孔明だから何が起こってもなんとかできてしまうんだろうな、という気持ちはありますが、
どうやって乗り越えていくのか? という過程が気になる漫画だと思います。
ちなみに孔明はパリピっぽい格好をしたりしますが、中身は至って真面目です。
真面目にボケている感じの、面白いキャラクターになっています。
気になるという方は、ぜひこの1巻を読んでみてくださいね。