『0歳〜6歳 子どもの感情コントロール力の育て方 自分を理解して、思いを伝えられる子に』(湯汲英史)は、乳幼児期の子どもの感情理解とコントロール力を育む方法を解説した育児・教育実用書である。子どもが自分の気持ちを認識し、適切に表現できるように導く具体的なアプローチや日常での関わり方を丁寧に紹介している。感情教育の理論的背景と実践的なヒントがバランスよく盛り込まれており、親や保育者が子どもの情緒発達を支えるための指針として活用できる一冊である。
★★ママ・パパが絶大な信頼を寄せる保育士てぃ先生推薦!
「子どもの心がわからない!」……と、思ったら読む本★★
気持ちをことばにできないから、怒りを反射的にあらわす、乱暴な振る舞いをしてしまう…。感情をコントロールできないまま成長し、良好な人間関係を築けず、友達ができない、そんな「不機嫌になりがち」な小学生が増えています。
本書では、発達心理の専門家が、0歳〜6歳の発達のポイントを押さえながら、【子どもの感情世界】を解説。【具体的な活動(あそびやお手伝い)】や【気持ちの切りかえを促すことば】も紹介します。親を含めた周囲のかかわり方だけでなく、子ども自身がその対応法を身に着ければ、怒りのコントロールを含めて【感情のコントロール力】を身につけることができます。
子どもを知れば、子育ての悩みは消える!--てぃ先生
▼こんな【子育てのお悩み】を持つ方におすすめ
・感情の起伏が激しい
・すぐ怒る
・すぐ手や足が出る
・落ち着きがない
・友達と仲良くあそべない
・ほかの子にちょっかいを出す
●例でわかる!【感情をコントロールするのに役立つ活動10例】
◆例:線を意識したあそび◆
駅で「白線の後ろに下がって」と言われてわかるようになるのは2歳台です。線を意識しだすと、走る前に線に並ぶこともわかるようになります。スポーツは線を意識したルールで勝敗が決まります。その第一歩が、「線から出ない」という理解から始まります。
※発達過程はあくまでも目安です。発達には個人差があります。
●すぐためしたくなる!【気持ちの切りかえを促すことば25例】
【気持ちをコントロールすることば】【視点を変えることば】【理解力を高めることば】に分け、親が子どもにかけたいことば、子どもが自分で言えるようにしたいことばを紹介します。
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気持ちをコントロールする:手はおひざ/後で/半分の力で…など
視点を変える:おしまいだね/〜かもしれない/約束だよ…など
理解力を高める:はんぶんこ/順番ね /〜番目にやって…など
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※本書は、保育者向け『0歳〜6歳 子どもの感情コントロールと保育の本』(2020年発売)を保護者向けに調整・一部加筆したものです。
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