本書で特に印象に残ったのは、イルカのショーについてです。
イルカは楽しそうにショーをしているように見えますが、実際はどのような気持ちでトレーニングを受けているのか、という疑問が本書で詳しく解説されていました。
また、水槽が割れる可能性や、水族館の魚の食事など、普段私たちが気にすることのないような疑問についても、科学的な根拠に基づいてわかりやすく説明されていました。
この本を読むことで、水族館というものが、単に動物を展示する場所ではなく、多くの人の努力と科学的な知識によって成り立っていることを改めて実感しました。
また、動物たちの生態や、水族館における飼育の難しさについても学ぶことができ、動物に対する理解を深める良い機会となりました。
本書は、水族館を訪れる際の楽しみ方が変わる一冊です。
大人も子供も、きっと新たな発見があると思います。