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『もしものせかい』は、「もしも○○だったら?」というユーモアあふれる発想で、現実と空想を行き来するヨシタケシンスケさんらしい絵本。もしも自分がちっちゃくなったら?もしも明日がなかったら?といった問いかけが続き、クスッと笑えるのに、ふと立ち止まって考えさせられる深さもあります。軽やかな絵とシンプルな言葉が心に残り、読み終えると「自分だったらどうする?」と親子で会話が広がるのも魅力。楽しさと哲学が同居する一冊です。