ないものねだりをしなくなったのは何時からだろう。光の花束の下には影の花束がある。光の花束を受け取る光もいれば、影の花束を受け取る影もいる。その視点を持てたことが誇らしくて愛おしい。登場人物2人の頭をうりうりしたい。
全てにおいて平凡で自分を〈永遠の脇役〉だと思っている高校生・影子。
同じクラスの真昼は普段は世間を賑わすアイドルで、勉強や性格も完璧な人気者だ。
そこにいるだけで目立つ彼はまさに〈永遠の主人公〉。
生きる世界の違う真昼に引け目を感じ距離をとりたい影子だったが、
一緒に図書委員を務めることになったのをきっかけに、
誰も知らない彼の陰の一面を知ることになるーー。
心揺さぶる結末に涙が止まらない、青春純愛物語。
文庫版限定! アフターストーリー<掌編 尊い愛>を収録。
◇◇◇著者からのメッセージ◇◇◇
人はないものねだりをしてしまう生き物。
でも、自分のてのひらを見つめてみたら、当たり前すぎて
気づかなかった宝物が見つかるかもしれません。
そんな思いをこめて書いたお話です。
この物語がだれかにとって、光にはなれなくても、
よりそうぬくもりになれたら幸いです。
汐見夏衛
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