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大切なおもちゃの半分を落としてしまった男の子のお話。探すために来た道を戻っていきます。なかなか見つからないけど、道にはいろんなものが落ちていて――1度目はそのままストーリーを。2度目は他の人の探し物を。と主人公目線でも、すれ違う中で男の子と関わっていく人々の視点からも楽しめる味わい深い1冊です。五味さんのシンプルさの中に光る、のびやかなイラストも魅力的で、一瞬で子どもたちの興味を引き付けます。