1巻が予想以上に面白かったので、2巻も購入。
印象的だったのは、猫猫の肩を得意げに抱き寄せる壬氏に対して、かなり嫌そうに壬氏の体を押し返そうとしている猫猫の表情でした。
読んでみると、寒空の下での園遊会で震える人たちも、猫猫の提案したカイロで随分寒さが違っただろうな、と感じました。カイロ万歳。
今では、多くの女性が自分をより美しく見せるために施す化粧を、より醜く見せるために使用した猫猫の理由も、読めば納得してしまいます。
猫猫の話をいつになく真剣に聞いた壬氏が、猫猫に自身の簪を挿した時の表情は必見です!
2巻ということで、新しい登場人物もたくさん登場しました。
玉葉妃や体調不良から回復した梨花妃も、もちろん登場。
新しく登場した里樹妃や李白にも注目です!
しかし、順調に進んでいく園遊会の席で、玉葉妃の膳に毒が盛られている事が判明します。
ただの食事でも人によっては毒になってしまうというアレルギーの危険性についてのエピソードがあるので、理解が深まる事間違いなしです。
園遊会後、久し振りの花街へ里帰りすることで、遂に猫猫が慕う養父が登場します!
三姫の1人である白鈴は、超美人ですよ!
猫猫が里帰りした後の壬氏の反応は、実に子供っぽいです(笑)
ちょっと笑ってしまう事間違いなしです。
相変わらず猫猫にちょっかいをかけたがる壬氏ですが、猫猫との間にかなり温度差がありますね…。
ミステリーだけではなく、猫猫と壬氏の関わり合いも一緒に覗いてみませんか?