これが伊坂幸太郎の世界だ!!ハードボイルドでもあり、ミステリーでもあり、エンタメでもあり、ひとつには収まらない世界観がある。押し屋なる殺し屋、自殺専門の殺し屋、若い殺し屋など、そういう業界の人物が、ハードにマンガチックに交わって、ストーリーを盛り上げていく。いなくなって欲しいと思っていた登場人物が、キレイにいなくなったので、スカッとした読了感がある。伊坂幸太郎中毒になってしまうね!
2度目の読了なのだけれど、その時々で死への感覚が違っていて、大人になってからも何度も読みたい小説だと感じる。
生きるために必死に食べることは力強くて、美しい。生を実感します。
泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます、誰かがそう言ってた。