美少年殺人と二重人格、西尾維新おすすめのダークミステリー3シリーズ
今回は、大人気作家の3つのシリーズを紹介します。スリル満点のダブル・フェイス、欲望渦巻く撲殺ピンク、そして緻密な世界観が魅力の美少年シリーズ。それぞれ異なる世界観を持つ作品になっています。興味を持たれた方は、ぜひ一度手にとってみてください。
『ダブル・フェイス(1)』
▼第1話/魔術師登場▼第2話/超売れっ子脚本家(前編)▼第3話/超売れっ子脚本家(後編)▼第4話/接触(コンタクト)(前編)▼第5話/接触(コンタクト)(後編)▼第6話/ドンペリ▼第7話/切断▼第8話/ハチ●主な登場人物/春居筆美(=Dr.WHOO。月影ファイナンスのダメ営業員。しかし実はオーナー。さらに、華麗なマジックで相手を幻惑し圧倒する、謎の魔術師の顔を持つ。周囲はその正体を知らない)、小泉じゅん(窓口係。月影ファイナンスの職場の花)●あらすじ/消費者金融「月影ファイナンス」の営業員・春居筆美は、社員たちに使いパシリにされるようなドンくさい男。だがその正体は月影ファイナンスのオーナーで、しかも凄腕のマジシャンだった! そんなある日、入社間もない窓口の小泉じゅんを男が訪ねてきた。客を装ったこの男は、じゅんを悩ませ続けてきたストーカーで…(第1話)。●本巻の特徴/華麗なるマジックを駆使し、持ち込まれるトラブル(=債権)を迅速かつ秘密裏に処理する男、コードネームはDr.WHOO(フー)。その魔術にダマされない者はいない!?●その他の登場人物/巣鴨店長(よくいるタイプの管理職。実は春居の腹心。手堅い財務処理をする)、赤坂(やたらといばる春居の上司)、青山ネネ(窓口係。社内の事情通)
作者 | 細野 不二彦 |
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価格 | 555円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2003年03月29日 |
『ダブル・フェイス(2)』
▼第9話/夢▼第10話/罪と罰▼第11話/マフラー▼第12話/1人息子▼第13話/ナワバリ▼第14話/頭金▼第15話/親友●主な登場人物/春居筆美(=Dr.WHOO。日頃は「月影ファイナンス」のダメ営業員だが、その実体はオーナー。さらに、華麗なマジックで相手を幻惑し圧倒する、謎の魔術師の顔を持つ。周囲はその正体を知らない)、小泉じゅん(窓口係。月影ファイナンスの職場の花)●あらすじ/小学生の恭平は、新しい父親から虐待を受けていた。父親は、恭平の母親を風俗で働かせて酒とギャンブルに明け暮れ、母親が別れ話を持ち出すと刃物を振り回すような男。警察もアテにならず、自分で父親を殺そうとまで思いつめる恭平を見て、友だちの九屈勇希は、以前自分の父親の会社を助けてくれたDr.WHOOに連絡をとる。話を聞いたWHOOは、父親に近づいてギャンブルに誘い…!?(第9話)●本巻の特徴/実業家としてのシビアな顔を持ちつつも、弱き者には手をさしのべずにいられないDr.WHOO。その華麗なトリックが、現代社会の闇を斬る!!●その他の登場人物/巣鴨店長(よくいるタイプの管理職。実は春居の腹心。手堅い財務処理をする)、赤坂(やたらといばる春居の上司)、青山ネネ(窓口係。社内の事情通)、茅場(若手の営業員。気が弱い)
作者 | 細野 不二彦 |
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価格 | 555円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2003年06月30日 |
『ダブル・フェイス(3)』
▼第16話/悪徳エステ▼第17話/ゼニガメ▼第18話/同級生▼第19話/月末▼第20話/腕時計▼第21話/傷●主な登場人物/春居筆美(=Dr.WHOO。月影ファイナンスのダメ営業員。しかし実はオーナー。さらに、華麗なマジックで相手を幻惑し圧倒する、謎の魔術師の顔を持つ。周囲はその正体を知らない)、小泉じゅん(窓口係。月影ファイナンスの職場の花)●あらすじ/俳優志望の男・尾形健作は、闇金から借りた金が返せず、エステサロンのキャッチをやらされる羽目に。そのエステは、無料サービスで客を呼び込み、強引に契約まで持ち込む悪徳業者。しかも、女性客はサロンの中で尾形に襲われ、そのビデオをもとに脅迫されるのだ。顧客の女性がその被害にあったことを知った春居は…(第16話)。●本巻の特徴/Dr.WHOOの華麗なマジックに加え、貸し金業界の裏事情やシステムが垣間見えるのも見どころ。●その他の登場人物/巣鴨店長(よくいるタイプの管理職。実は春居の腹心。手堅い財務処理をする)、赤坂(やたらといばる春居の上司)、青山ネネ(窓口係。社内の事情通)、茅場(若手の営業員。気が弱い)
作者 | 細野 不二彦 |
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価格 | 555円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2003年11月29日 |
以上が、私がおすすめする小説のタイトルです。どの作品も個性的で独特の世界観を持っていて、一度手に取れば離せなくなってしまうことでしょう。特に、著者の緻密な描写力が光る一作には心を奪われます。また、謎解き要素が強い作品もあり、ページをめくる手が止まらなくなることがあるかもしれません。どの作品も読みごたえがあり、一度は読んでほしい小説ばかりです。ぜひ、お試しください。
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