不思議なエレベーターとアメリカ鉄道旅行を紡いだ幻想的な絵本の世界

最近注目の児童書や大人向け絵本をご紹介します。不思議なエレベーターや幻想的な世界を描いた作品が含まれています。ぜひチェックしてみてください!
『わすれられないおくりもの』

アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない…。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。
作者 | スザン・ヴァーリ/小川仁央 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 評論社 |
発売日 | 1986年10月 |
『ぶどう酒びんのふしぎな旅』

ブラチスラバ国際絵本原画コンクール「金のりんご賞」受賞作家で、日本を代表する影絵作家、藤城清治氏。本作は、氏が最初の絵本として選び、愛してやまないアンデルセンの名作を、新たに渾身の力をこめて描き上げた絵本です。
昭和25年、暮しの手帖社から刊行された旧版『ぶどう酒びんのふしぎな旅』はモノクロ印刷。これでは十分に表現できなかった幻想世界を、オール4色で完全に表現したいという藤城氏の宿願を果たすものであり、ご自身の原点への挑戦でもあります。
本年4月に、86歳になる藤城清冶氏の創作意欲は、衰えるどころか旺盛さを増しています。本書には、昨年大きな話題となった京都府京都文化博物館での「藤城清冶 光と影の世界展」で展示され、人気を集めた作品も掲載されていますが、ほとんどは新規の描き下ろし。作品に手を入れ続けている姿は、妥協を知らない真のアーティストの名にふさわしいものです。
藤城氏の86歳の誕生日にあわせて刊行します。
あらすじ
あばら屋の二階の窓辺に、老婆の飼い鳥の水飲み用に置かれた、こわれたぶどう酒びん。じつは、このびん、老婆が、美しい少女だったころ、その婚約の席で空けられた、ぶどう酒びんだった……。使われては、捨てられ、また拾われて、べつの人の手に渡りというぶどう酒びんの旅が、ときに少女の人生と交錯していく。アンデルセンの名作を絵本化。
藤城 清治(1924年4月17日 生まれ )
日本を代表する影絵作家。東京都出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、人形劇と影絵の劇場「ジュヌ・パントル」を結成。(後年、「木馬座」と名称変更。)1956年、影絵劇「銀河鉄道の夜」にて、1956年度国際演劇参加読売児童演劇祭奨励賞、日本ユネスコ協会連盟賞を受賞。 1983年、絵本「銀河鉄道の夜」でチェコスロバキアの国際絵本原画展BIBの金のりんご賞受賞。1989年に紫綬褒章、1995年に勲四等旭日小綬章を受章。 1999年、日本児童文芸家協会より児童文化特別功労賞受賞。
作者 | 藤城 清治/ハンス.クリスチャン・アンデルセン/町田 仁 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2010年04月 |
これらの作品は、どれも独自の魅力を持ち、読者を別世界へと誘います。子どもから大人まで、幅広い年齢層におすすめの本ばかりです。不思議なエレベーターや魔法の世界に触れることで、日常の喧騒から離れ、ほんの少しの時間を冒険に捧げることができるでしょう。本のページをめくるたびに新たな発見や感動が待っています。ぜひ手に取って、その世界へと飛び込んでみてください。きっと、心に残る体験が待っているはずです。どの作品も、読む者を魅了する力を持ち合わせています。お気に入りの一冊を見つけられることを願っています。読書の時間は、いつだって心の豊かさにつながるものです。どうぞ、素晴らしい旅をお楽しみください。
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