川上弘美やフィンランドを知る本、ヴィンテージ古典ミステリーなどおすすめの読書リスト

最近注目のエッセイ本や古典ミステリー、フィンランドに関する本など、様々なジャンルの本が紹介されています。本を通じて新たな世界に触れるのも楽しいですよね。気になる本があれば、ぜひ手に取ってみてください。きっと新しい発見があるはずです。
『あるようなないような』
うつろいゆく季節の匂いがよびさます懐かしい情景、日々の暮らしで感じたよしなしごとあれこれー。うつつと幻のあわいの世界をゆるやかに紡ぎ出す、不思議の作家の不思議の日常。じんわりとおかしみ漂う第一エッセイ集。
| 作者 | 川上弘美 |
|---|---|
| 価格 | 649円 + 税 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2002年10月25日 |
『わたしの好きな季語』
96の季語から広がる、懐かしくて不思議で、ときに切ない俳句的日常。
俳人でもある著者による初めての「季語」にまつわるエッセー集。散歩道で出会った椿事、庭木に集う鳥や虫の生態、旬の食材でやる晩酌の楽しみ、ほろ苦い人づきあいの思い出、ちょっとホラーな幻想的体験など、色彩豊かな川上弘美ワールドを満喫しながら、季語の奥深さを体感できる96篇。名句の紹介も。
「蛙の目借時」「小鳥網」「牛祭」「木の葉髪」「東コート」。それまで見たことも聞いたこともなかった奇妙な言葉が歳時記には載っていて、まるで宝箱を掘り出したトレジャーハンターの気分になったものでした。(中略)それまで、ガラスケースの中のアンティークのように眺めてきたいくつもの季語を、自分の俳句にはじめて使ってみた時の気持ちは、今でもよく覚えています。百年も二百年も前につくられた繊細な細工の首飾りを、そっと自分の首にかけてみたような、どきどきする心地でした(本文より)。
●春 日永/海苔/北窓開く/絵踏/田螺/雪間/春の風邪/ものの芽/わかめ/針供養/すかんぽ/目刺/朝寝/木蓮/飯蛸/馬刀/躑躅/落とし角/春菊/入学/花/春愁
●夏 薄暑/鯉幟/そらまめ/豆飯/競馬/アカシアの花/新茶/てんとう虫/更衣/鯖/黴/こうもり/ががんぼ/蚯蚓/業平忌/木耳/李/半夏生/団扇/雷鳥/夏館/漆掻/雷/青鬼灯
●秋 天の川/西瓜/枝豆/水引の花/生姜/残暑/つくつくぼうし/燈籠/墓参/瓢/月/良夜/朝顔の種/新米/案山子/鈴虫/夜長妻/濁酒/柿/ 秋の空/蟷螂/小鳥/きのこ狩/文化の日/花野
●冬 時雨/神の留守/落葉/大根/切干/たくわん/銀杏落葉/冬鷗/河豚/枯枝/ストーブ/炬燵/冬羽織/おでん/鳰/蠟梅/つらら/ 探梅/春隣
●新年 飾/去年今年/歌留多/福寿草 /初鴉/ 七草
●春 日永/海苔/北窓開く/絵踏/田螺/雪間/春の風邪/ものの芽/わかめ/針供養/すかんぽ/目刺/朝寝/木蓮/飯蛸/馬刀/躑躅/落とし角/春菊/入学/花/春愁
●夏 薄暑/鯉幟/そらまめ/豆飯/競馬/アカシアの花/新茶/てんとう虫/更衣/鯖/黴/こうもり/ががんぼ/蚯蚓/業平忌/木耳/李/半夏生/団扇/雷鳥/夏館/漆掻/雷/青鬼灯
●秋 天の川/西瓜/枝豆/水引の花/生姜/残暑/つくつくぼうし/燈籠/墓参/瓢/月/良夜/朝顔の種/新米/案山子/鈴虫/夜長妻/濁酒/柿/ 秋の空/蟷螂/小鳥/きのこ狩/文化の日/花野
●冬 時雨/神の留守/落葉/大根/切干/たくわん/銀杏落葉/冬鷗/河豚/枯枝/ストーブ/炬燵/冬羽織/おでん/鳰/蠟梅/つらら/ 探梅/春隣
●新年 飾/去年今年/歌留多/福寿草 /初鴉/ 七草
| 作者 | 川上 弘美 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | NHK出版 |
| 発売日 | 2020年11月20日 |
『アクロイド殺し』
深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を…驚愕の真相でミステリ界に大きな波紋を投じた名作が新訳で登場。
| 作者 | アガサ・クリスティ/羽田詩津子 |
|---|---|
| 価格 | 1056円 + 税 |
| 発売元 | 早川書房 |
| 発売日 | 2003年12月 |
『シャーロック・ホームズの冒険改版』
ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集。赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う『赤髪組合』、乞食を三日やったらやめられない話『唇の捩れた男』など10編。意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアがあふれる作品集である。
| 作者 | アーサー・コナン・ドイル/延原謙 |
|---|---|
| 価格 | 605円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2011年04月 |
『ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人』
!!!【2022年3月NHK Eテレ「100分de名著」】!!!
ミステリーの原点がここに。--ポー新訳2冊連続刊行!
世界初の推理小説「モルグ街の殺人」、史上初の暗号解読小説「黄金虫」など全11編! 解説「ポーの死の謎に迫る」
彼がいなければ、ホームズもポワロも金田一も生まれなかったーー世界初の推理小説「モルグ街の殺人」。パリで起きた母娘惨殺事件の謎を名探偵デュパンが華麗に解き明かす。同じく初の暗号解読小説「黄金虫」や、最高傑作と名高い「盗まれた手紙」、死の直前に書かれた詩「アナベル・リー」など傑作を全11編収録。ポーの死の謎に迫る解説や用語集も。世紀の天才の推理と分析に圧倒される、新訳第2弾!
【ポーの傑作ミステリー+詩】
世紀の天才のメジャー作から知られざる名作まで全11編
モルグ街の殺人 "The Murders in the Rue Morgue" (1841)
ベレニス "Berenice" (1835)
告げ口心臓 "The Tell-Tale Heart" (1843)
鐘の音(詩) "The Bells" (1849)
おまえが犯人だ "Thou Art the Man" (1844)
黄金郷(エルドラド)(詩) "Eldorado" (1849)
黄金虫 "The Gold Bug" (1843)
詐欺(ディドリング)--精密科学としての考察 "Diddling" (1843)
楕円形の肖像画 "The Oval Portrait" (1842)
アナベル・リー(詩) "Annabel Lee" (1849)
盗まれた手紙 "The Purloined Letter" (1844)
作品解題
ポーの用語
ポーの死の謎に迫る
モルグ街の殺人
ベレニス
告げ口心臓
鐘の音(詩)
おまえが犯人だ
黄金郷(ルビ;エルドラド)(詩)
黄金虫
詐欺(ルビ:ディドリング)--精密科学としての考察
楕円形の肖像画
アナベル・リー(詩)
盗まれた手紙
作品解題
ポーの用語
ポーの死の謎に迫る
| 作者 | エドガー・アラン・ポー/河合 祥一郎 |
|---|---|
| 価格 | 946円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2022年03月23日 |
『デザインあふれる森の国 フィンランドへ 最新版』
020年11月に発売した「デザインあふれる森の国 フィンランドへ」の改訂版。
北欧フィンランドは多くの森と湖があり、自然豊かな国です。
マリメッコやイッタラ、アラビアなど機能的で美しいブランドが誕生したところでもあり、また、フィンランド出身で世界的な建築家であるアルヴァ・アアルトが手がけた建築物が、各地に点在しています。
さらに、日本でも近年人気のサウナが、昔から人々の生活に根付いていることでも知られています。
本書は、そんなフィンランドの魅力的なカルチャーに触れる旅を楽しみたい方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
ヘルシンキのはずせない見どころ、フィンランド生まれの各ブランドのショップやさまざまなデザイナーの作品などを扱うショップ、素敵で居心地のいいカフェ、フィンランドの森の恵みを味わえるレストラン、おしゃれなサウナ、こだわりのデザインホテル……。ヘルシンキ在住で、コーディネーターやライターとして活躍する著者が厳選したスポットをご紹介します。
さらに、ヘルシンキから1時間ほどでアクセスできる森(国立公園)や、ムーミン美術館のあるタンペレ、冬はオーロラ観測を楽しめるロヴァニエミなど、ヘルシンキから足をのばして訪れてほしいスポットや町もご案内します。
最新版の本書は、新たにつくられた美しい建築物、話題のカフェやレストラン、ホテルなどを新規掲載。掲載データもアップデートしています。
【CONTENTS】
・はじめに
・フィンランドMAP&フィンランド基本情報
・ヘルシンキ&各地MAP
・フィンランドの歴史
【1 ヘルシンキを歩く】
・見どころ、ショップ、カフェ、レストラン、バー、サウナ、ホテル
・デザインディストリクトの歩き方
・ヘルシンキの3大マーケットへ行こう!
・ヘルシンキおすすめ海辺散歩コース
【2 フィンランドの田舎町へ】
・フィスカルス
・マティルデダル
・タンペレ
・ポルヴォー
・アイノラ
【3 ラップランドへ】
・ロヴァニエミ
・ラップランドでオーロラ観測
【4 フィンランドデザイン】
・フィンランドデザインとは
・ラプアン カンクリ/ヨハンナ・グリクセン/モイコ/カレワラ/マリメッコ/イッタラ/アラビア/フィンレイソン/アルテック/アーリッカ/ペンティック
・暮らしに溶け込む素敵なデザイン
Column
・フィンランドの美しい図書館をめぐる
・フィンランドのコーヒー文化
・フィンランドの甘いもの
・フィンランドのごちそう
・フィンランドのアルコール
・フィンランドのサウナ
・フィンランドの幸福度の秘密
・スーパーで買えるフィンランドみやげ
・冬のマストアイテム
・森で過ごす大切な時間
・短い夏を過ごすサマーコテージ
・アアルトの建築散歩
・フィンランドのスイーツレシピ
・フィンランド旅のヒント
・覚えておきたいフィンランド語
・Index
・おわりに
| 作者 | ラサネン優子 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | イカロス出版 |
| 発売日 | 2023年04月24日 |
『国家がよみがえるとき = Suomi,ihan oikeasti : 持たざる国であるフィンランドが何度も再生できた理由』
| 作者 | 古市,憲寿 Toivonen,TuukkaHannuIlmari,1979- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | マガジンハウス |
| 発売日 | 2015年06月 |
さて、いかがだったでしょうか。今回はさまざまなジャンルの本を紹介しましたが、それぞれに魅力が詰まった作品ばかりです。古典ミステリーからフィンランドまで、幅広いテーマに触れることで、新しい視点や知識を得ることができるでしょう。本の世界は広大で奥深いものですが、その中には私たちの日常に寄り添うような言葉や物語がたくさんあります。ぜひ、これからも新たな出会いを楽しんでいただきたいと思います。読書の秋を存分に楽しんでくださいね。
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