夏目漱石から楽器の歴史まで!留学時代の作家や子ども向け絵本、楽器の魅力を紹介

ロンドン留学時代の夏目漱石を知る本選、仲直りする子どもたちを描いた絵本4選、楽器の歴史の本おすすめ5選。留学時の夏目漱石の姿や子どもたちのかわいいエピソード、楽器の歴史がわかる本まで、興味深い内容が揃っています。どの本も一読の価値ありですね。
『倫敦塔・幻影の盾』

イギリス留学中に倫敦塔を訪れた漱石は、一目でその塔に魅せられてしまう。そして、彼の心のうちからは、しだいに二十世紀のロンドンは消え去り、幻のような過去の歴史が描き出されていく。イギリスの歴史を題材に幻想を繰りひろげる「倫敦塔」をはじめ、留学中の紀行文「カーライル博物館」、男女間における神秘的な恋愛の直観を描く「幻影の盾」など七編をおさめる。
作者 | 夏目漱石/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年10月25日 |
『楽器の歴史 = History of Musical Instruments : カラー図解』

作者 | 佐伯,茂樹,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2020年10月 |
『世界の音 楽器の歴史と文化』

「打楽器を持たない民族はいない」。古来、人は自身の体やモノを叩いて感情を伝え、動物の鳴き声や雨風などの自然音を真似、再現してきました。楽器発祥から2万年。信仰の祭礼、政治儀式、軍事の士気高揚・・・・・・あらゆる場面に浸透していった「音」と「音楽」。気候風土や時代背景に合わせ、世界各地の「音」は、どのように姿を変えてきたのか。西洋音楽と民族音楽、その対比が示す真意は? 「音」で考える、ユニークかつ雄大な文化人類学!(解説・森重行敏)
本書は『世界楽器入門 好きな音 嫌いな音』(1989年1月 朝日選書)を改題したものです。
はじめに
第一章 ミンゾク楽器・
第二章 楽器の起源
1 生活周辺から生まれた楽器
2 食器から楽器へ
3 道具から楽器へ
4 自然界の音の再現から楽器へ
5 生存に必要な音を出す道具から楽器へ
6 呪術・信仰の道具から楽器へ
7 学問・研究の道具から楽器へ
8 音像から楽器へ
第三章 楽器分類を通して見た諸民族の楽器観
1 中国
2 インド
3 ギリシャ
4 ローマ
5 ヨーロッパ
第四章 楽器の音
1 打つ、擦る、吹く、弾く
2 楽器の成り立ち
3 音の出し方
第五章 楽器の分布と歴史
第六章 風土と音
1 風土と楽器
2 音の響き
第七章 音・数・楽器
第八章 メディアとしての楽器
1 経営メディアとしての楽器
2 視覚メディアとしての楽器
3 思想メディアとしての楽器
第九章 手作りについて
第十章 好きな音嫌いな音
第十一章 東方の楽器・西方の楽器
石笛/横笛/笙/篳篥/尺八/和琴/箏/琵琶/三味線/胡弓/鼓/先史時代の楽器/オーボエとバスーン/クラリネット/トラムペットとトロムボーン/ホルン/テューバ/リコーダーとフリュート/バグパイプ/オルガン/キタラとライア/ハープ/ヴァイオリン/リュートとギター/ツィターとハープシコード/クラヴィコードとランゲレイク/ダルシマーとピアノ/カリヨン/ティムパニとシムバル/アフリカの楽器/インドの楽器/インドシナ半島の楽器/インドネシア・オセアニアの楽器/雑音の効果/種々の撥/弦
楽器に関する参考文献
あとがきにかえてーー楽器研究の方法論ーー
解説「人類共通の財産ーー音楽とは何か?--」森重行敏(洗足学園音楽大学現代邦楽研究所所長)
楽器索引
人名索引
作者 | 郡司 すみ/森重 行敏 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年11月10日 |
さて、いかがだっただろうか。これらの作品を通して、留学時代の夏目漱石や子どもたちの仲直り、そして楽器の歴史に触れることで、新たな発見や感動があったことだろう。読者の皆さんも、それぞれの作品に触れながら、自分の中に何かが芽生えたり、心が動かされたりしたのではないだろうか。本を通して、遠くの場所や違う時代の人々と繋がり、新しい世界を垣間見ることができる。これからも、様々な本との出会いを大切にしながら、自分自身の世界を広げていってほしい。新しい気づきや感動が、きっとそこに待っているはずだ。それでは、次の読書の冒険に向けて、新たな一歩を踏み出してみよう。
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