楽器の歴史の本 おすすめ5選 わかりやすい♪
音楽好きにはたまらない、楽器の歴史を紐解くための本たちをご紹介します。文化の繁栄とともに発展した楽器の歴史を学びたい方に1冊目。仕組みから歴史まで丁寧に解説されていますよ。アート好きには2冊目がおすすめ。楽器と美術が融合した魅力的な視点で楽器の歴史を紹介しています。3冊目は、特定の楽器に焦点を当てた詳細な歴史が魅力。その楽器が好きな方は、是非手に取ってみてくださいね。ストーリー性豊かな4冊目は、楽器の歴史を辿る冒険物語のようで、全く新しい視点で楽しめます。最後の5冊目は、某有名音楽家が楽器の歴史を語る一冊。独特の視点から描かれる楽器の歴史が魅力ですよ。どれも知的好奇心を刺激する一冊ばかり。ぜひ、手に取ってみてくださいね。
『カラー図解 楽器の歴史』
楽器の進化の過程、昔の楽器と現代の楽器の違い、内部構造と音色の仕組み…多彩な魅力をオールカラーで詳細に解説する。
作者 | 佐伯 茂樹 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2020年10月26日 |
『世界の音 楽器の歴史と文化』
「打楽器を持たない民族はいない」。古来、人は自身の体やモノを叩いて感情を伝え、動物の鳴き声や雨風などの自然音を真似、再現してきました。楽器発祥から2万年。信仰の祭礼、政治儀式、軍事の士気高揚・・・・・・あらゆる場面に浸透していった「音」と「音楽」。気候風土や時代背景に合わせ、世界各地の「音」は、どのように姿を変えてきたのか。西洋音楽と民族音楽、その対比が示す真意は? 「音」で考える、ユニークかつ雄大な文化人類学!(解説・森重行敏)
本書は『世界楽器入門 好きな音 嫌いな音』(1989年1月 朝日選書)を改題したものです。
はじめに
第一章 ミンゾク楽器・
第二章 楽器の起源
1 生活周辺から生まれた楽器
2 食器から楽器へ
3 道具から楽器へ
4 自然界の音の再現から楽器へ
5 生存に必要な音を出す道具から楽器へ
6 呪術・信仰の道具から楽器へ
7 学問・研究の道具から楽器へ
8 音像から楽器へ
第三章 楽器分類を通して見た諸民族の楽器観
1 中国
2 インド
3 ギリシャ
4 ローマ
5 ヨーロッパ
第四章 楽器の音
1 打つ、擦る、吹く、弾く
2 楽器の成り立ち
3 音の出し方
第五章 楽器の分布と歴史
第六章 風土と音
1 風土と楽器
2 音の響き
第七章 音・数・楽器
第八章 メディアとしての楽器
1 経営メディアとしての楽器
2 視覚メディアとしての楽器
3 思想メディアとしての楽器
第九章 手作りについて
第十章 好きな音嫌いな音
第十一章 東方の楽器・西方の楽器
石笛/横笛/笙/篳篥/尺八/和琴/箏/琵琶/三味線/胡弓/鼓/先史時代の楽器/オーボエとバスーン/クラリネット/トラムペットとトロムボーン/ホルン/テューバ/リコーダーとフリュート/バグパイプ/オルガン/キタラとライア/ハープ/ヴァイオリン/リュートとギター/ツィターとハープシコード/クラヴィコードとランゲレイク/ダルシマーとピアノ/カリヨン/ティムパニとシムバル/アフリカの楽器/インドの楽器/インドシナ半島の楽器/インドネシア・オセアニアの楽器/雑音の効果/種々の撥/弦
楽器に関する参考文献
あとがきにかえてーー楽器研究の方法論ーー
解説「人類共通の財産ーー音楽とは何か?--」森重行敏(洗足学園音楽大学現代邦楽研究所所長)
楽器索引
人名索引
作者 | 郡司 すみ/森重 行敏 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年11月10日 |
『50の名器とアイテムで知る図説楽器の歴史』
作者 | Wilkinson,Philip,1955- 大江,聡子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 原書房 |
発売日 | 2015年02月 |
『楽器学入門 写真でわかる!楽器の歴史』
作者 | 守重信郎 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 時事通信出版局 |
発売日 | 2015年09月 |
『大人の楽器入門 読んでわかる!きいてわかる!楽器の歴史と名曲』
作者 | 二藤 宏美・長沼 由美 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | ヤマハミュージックメディア |
発売日 | 2009年03月27日 |
それでは、おすすめの楽器の歴史の本5選についてご紹介してきました。この中には、初心者でもわかりやすい内容のものから、専門的な知識を持つ方でも満足いただける深い情報まで、とても幅広い内容のものがありましたね。様々な時代、場所において生み出されてきた楽器たち。それぞれには豊かな歴史と背景があり、またそれがどのように音楽文化と深く関わってきたのか。その魅力を再発見する手助けになる一冊になれば幸いです。
そして何と言っても、楽器の歴史に興味を持つことで、音楽への理解がより深まるという大きなメリットがあります。ある楽器がなぜあのような形状になったのか、なぜあのような音色を出すようになったのか。このような背景を知ることで、その楽器を使った音楽がより一層豊かに聞こえてくるでしょう。さらには、楽器自体を演奏する方にとっては、奏でる楽器の歴史や起源を知ることで、自分と楽器との関わり方にも新たな視点を持つことができるでしょう。
また、アートや文化としての音楽に興味がある方にとっては、楽器の発展はその時代の人々の生活や価値観を垣間見ることができる貴重な資料にもなり得ます。音楽とは人間の感情を描くものであり、その道具として楽器は人間の営みを物語ってくれます。楽器の歴史を学ぶことで、音楽という人類共通の言語を、一層深く理解し、愛することができるでしょう。
今回ご紹介した5冊は、楽器と音楽を愛するすべての方に、新たな視点と魅力を提供するでしょう。どの本もその道のプロが徹底的に調査し、情熱をもって書き上げたものばかり。楽しんで読み進めていただけると思います。本の中に描かれている楽器の数々と、その響きを心で感じていただければ、これ以上のことはありません。
これからも良書を探し続け、皆様にお届けできるよう、私たちも精進してまいります。ぜひ、どの本にしようか迷ったら、またこちらをご参照いただけますと幸いです。それでは、音楽と共に、素敵な読書時間をお過ごしください。
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