日本の食文化の歴史を知る本 おすすめ5選

日本の食文化というと、魅力いっぱいですよね。本から学ぶことで、味わいの奥深さを更に感じることができるんです。第一におすすめしたいのは、日本の食事がそれぞれの地域でなぜそのような形になっているのかを考察した本。反対に全国の食材や料理を食べ歩く旅を描いた作品も、読んでいるだけで楽しさが伝わってきます。続いては、戦中戦後の厳しい状況下でも作られていた「おいしいもの」に焦点を当てた1冊。最後に、アート的な視点で珠玉の日本料理を描いた優れた作品2冊。これら一読すれば、日本食の奥深さ、歴史への理解が深まること間違いなしです。
『日本の食文化史 : 旧石器時代から現代まで』
| 作者 | 石毛,直道,1937- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 岩波書店 |
| 発売日 | 2015年11月 |
『日本の食文化史年表』
| 作者 | 江原,絢子,1943- 東四柳,祥子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 吉川弘文館 |
| 発売日 | 2011年07月 |
『日本食の文化 : 原始から現代に至る食のあゆみ』
| 作者 | 江原,絢子,1943- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | アイ・ケイコーポレーション |
| 発売日 | 2021年07月 |
『日本の食文化史』
| 作者 | 永山久夫 |
|---|---|
| 価格 | 2183円 + 税 |
| 発売元 | |
| 発売日 |
『和食の文化史 : 各地に息づくさまざまな食 1039;1039』
《目次》はしがき第1章 人類の食、日本人の食第2章 こんなにもある和食材第3章 東と西の和食文化第4章 都会と田舎の食第5章 江戸と上方――都市部の食第6章 二つの海――日本海と太平洋第7章 海と里と山――里海・里地・里山第8章 武家・貴族・商人の食第9章 はしっこの和食終 章 いくつのも「和食」を未来へあとがき参考文献《概要》和の食材や調理法は多様性に富んでおり、雑煮やおせち、節供など「ハレの日」の料理ばかりでなく、日々の暮しのなかで受け継がれてきた数多くの食がある。だが、東京への一極集中や少子高齢化による後継者不足によって、農地は荒れ、名産品だけでなく、食器やしつらえの生産も細り、地方、とくに山間地で、その伝統食が失われつつあるのだ。今こそ、和食を保護し未来へ継承していくために、各地各時代に成立した「いくつもの和食」に光をあてる。《著者紹介》1952年和歌山県生まれ。79年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。農学博士。静岡大学農学部助教授、総合地球環境学研究所副所長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構理事、京都府立大学文学部和食文化学科特任教授・京都和食文化研究センター副センター長を経て、現在、ふじのくに地球環境史ミュージアム館長。おもな著書に、『食の人類史』『米の日本史』『京都の食文化』(以上、中公新書)、『知ろう 食べよう 世界の米』(岩波ジュニア新書)、『稲と米の民族誌』(NHKブックス)がある。
| 作者 | 佐藤洋一郎/著 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 平凡社 |
| 発売日 | 2023年10月16日 |
いかがでしたか?これらは歴史の教科書を読むようにじっくりと日本の食文化の歴史を進行させていく1冊、あるいは一話ずつではありますが、これを読めば自然とあなたの食生活も豊かになるはずですよ。
この上でも述べました通り、食は人間の生命を繋ぐ大切な要素ですし、それは文化や歴史とも深く結びついています。それぞれ地域色や時代背景が反映された日本の食文化を知るために、これらの本を手に取ってみてください。歴史の流れを辿りながら、食にまつわるエピソードを読むのは、ただ単純に知識を増やすだけでなく、食に対する感謝や理解も深まることでしょう。
これらの本は、とても詳しく、丁寧に書かれていて、一読すれば誰でも日本の食文化の素晴らしさ、奥深さを感じ取ることができます。また、普段何気なく口にしている食べ物ひとつひとつが、どのようにして生まれ、育てられ、そして私たちの元へと到達するのか?その過程を知ることで、食への感謝の気持ちがそうとう深まるのではないでしょうか。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。食について改めて考え直すキッカケを提供できたら幸いです。美味しいものを食べることは、心を満たし、時には心を癒してくれます。その食がどのような歴史を辿ってきたのかを知ることで、次に美味しい食事を頬張るときにはまた違った見方や感じ方ができるのではないでしょうか。
最後に、食に興味を持つことで、自分自身の食生活が豊かに、健康になり、さらには自分自身の人生を豊かにする糧になることを願っています。
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