アボリジニの歴史がわかる本10選

豪州の原住民であるアボリジニの歴史をより深く理解するために、選び抜かれた10冊の本をここに紹介します。手に取れば、アボリジニの神秘的な文化や生活が動き出し、その歴史の奥深さに驚かされます。画家や作家、歴史家など多面的アプローチで描かれた彼らの祖先たちの知恵や特異な風習、根強い生存戦略など、あたかも現地へタイムトリップしたかのような感覚に浸ること間違いなし。アボリジニに限らず、人種や文化の違い溝を一冊一冊が独自の観点から繋ぐ架け橋になるでしょう。アボリジニの世界へ、一緒に旅をしませんか?
『ミツツボアリをもとめて アボリジニ家族との旅』

ミツツボアリという変わった生態をもつアリを撮影するために、ガイドをしてくれるアボリジニの家族とともに、オーストラリアの砂漠地帯を何日も歩いた貴重な旅を記録した写真絵本。
他の大陸では見られない独特の風景の中で遭遇するワラビーやオオトカゲなどの動物、シロアリの作った巨大な土の塔、アボリジニの祖先が描いたミツツボアリの洞窟壁画、ミツツボアリから蜜をもらったことへのアボリジニのお礼のダンスなど、見応えのある場面が続きます。
旅の目的であるミツツボアリの写真の息をのむクオリティとともに、旅の中で見えてくるアボリジニの人たちの自然との共生のあり方が深く心に残る絵本です。
作者 | 今森光彦 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 偕成社 |
発売日 | 2024年09月21日 |
『隣のアボリジニ』

作者 | 上橋菜穂子/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2010年09月01日 |
『ワンロード』

1850キロの沙漠の一本道を、
アボリジニ・アーティストたちは旅した。
失われた歴史と誇りを取り戻すために——。
西オーストラリアの沙漠を南北に貫く「キャニング牛追いルート」を総勢60名のアボリジニ・アーティストが旅をして、自らの故郷について歌い、語り、絵を描くプロジェクトが2007年に行われました。そこで創られた作品はオーストラリア国立博物館に収蔵され、2009年に同館で開催された「ワンロード」展で公開されて大きな反響をよびおこしました。本書は、「ワンロード」日本巡回展(2016年6月から2017年5月まで、国立民族学博物館、香川県立ミュージアム、市原湖畔美術館、釧路市立美術館を巡回)の図録です。
約40点の作品図版に加え、日本オリジナル編集の解説・エッセイも充実しています。
作者 | 窪田幸子/監修 池澤夏樹/寄稿 石井竜也/寄稿 石川直樹/寄稿 上橋菜穂子/寄稿 北川フラム/寄稿 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 現代企画室 |
発売日 | 2016年07月25日 |
『隣のアボリジニ』

作者 | 上橋菜穂子/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2010年09月01日 |
『アボリジニの言語』

作者 | 河崎 靖/千家 愛子 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 大学書林 |
発売日 |
『ラディカル・オーラル・ヒストリー : オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』

作者 | 保苅,実,1971-2004 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2018年04月 |
『ボニーとアボリジニの伝説』

巨大な隕石跡(ルシファーのカウチ)で発見された白人男性の撲殺死体。犯人はクレーター内部に足跡を残さず、どのようにして死体を運んだのか? 名探偵ナポレオン・ボナパルト警部が大いなる謎に挑む。
作者 | アーサー・アップフィールド/著 稲見佳代子/翻訳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 論創社 |
発売日 | 2021年08月24日 |
『アボリジニ : 差別論の展開と事例研究』

作者 | 張能,美希子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文眞堂 |
発売日 | 2012年09月 |
『精霊の民アボリジニー』

作者 | 白石理恵 |
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価格 | 2669円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 1993年05月31日 |
『アボリジニのむかしばなし オ-ストラリア先住民』

作者 | 池田まき子 |
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価格 | 1518円 + 税 |
発売元 | 新読書社 |
発売日 | 2002年09月25日 |
それぞれが異なる視点からアボリジニの歴史を描いている、今回ご紹介した10冊の本。全てが一種の「旅」のようでもありますよね。遥かなる大地オーストラリアの、時に厳しい自然環境、そしてそこに住む人々の不屈の精神と密接な関わりを通じて、アボリジニの歴史を学んでいく旅に出たことで、きっとあなたの視野が広がったはずです。
一冊ごとに深く掘り下げられた事象や個々の人物像、それぞれの本が持つ独自の視点が、複雑に織り交ぜられたアボリジニの歴史を多角的に理解させてくれるでしょう。そして、それぞれが語る物語は、アボリジニの人々が歩んできた道のりへの尊重と理解を深めるひとつの鍵にもなっています。
また、これらの本を通して、アボリジニの人々の強さや勇気、誇り高き精神を改めて感じられたと思います。それらは、彼らが抱えてきた困難や苦悩を乗り越えてきた証でもあります。彼らの声を聞き、彼らの経験を理解するためには、このような文献に触れることがとても重要なのです。
アボリジニの歴史について学んでいくことで、新たな視野や深い敬意が生まれ、現代社会における彼らの存在と彼らが直面している問題について考える機会を持つことができます。闇雲に過去を探るのではなく、これらの本を通して彼らの歴史に光を当てられることは、私たちが歴史から学び、未来を形成していく上でとても重要だと思います。
そういった意味でも、一冊一冊があなたの知識を深め、視界を広げてくれることでしょう。アボリジニの歴史を知るための登山道にあたるこれらの本に、どれくらい時間を費やすべきかは、あなた次第です。豊かな歴史が織りなす多面的な文化を探求する旅は、あなた自身を深く理解する手助けともなるでしょう。それぞれの一冊が、あなたにとって有意義な一歩となりますように。
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