動物の子育てを知る本3選
皆さん、動物園やテレビでかわいい動物の親子を見たことはありますよね。小説や漫画にも、こんなふうに動物たちが子育てをする物語がたくさん描かれています。まず一つ目は、緑豊かな森で繰り広げられる一匹の狼の親子愛溢れるストーリー。次におすすめしたいのは、珍しい動物たちが主人公のファンタジーコミック。様々な動物が思い思いに子育てをする姿は、人間社会を思わせる面白さがあります。そして最後は、現実離れした世界で繰り広げられる動物たちの冒険譚。厳しい自然環境の中で生き抜く動物たちの親子愛を描いた作品です。それぞれの作品から、子育ての大切さや親子の絆が伝わってくることでしょう。
『知るほど楽しい!パンク町田のゆかい痛快!動物の子育ての世界』
作者 | パンク町田,1968- 亀澤,裕也 麻生,羽呂 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 赤ちゃんとママ社 |
発売日 | 2021年08月 |
『スナッフィーのあかちゃん (ブルーナのおはなし文庫 10)』
作者 | ディック ブルーナ/Bruna,Dick/栄子, 角野 |
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価格 | 603円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 |
『いきものたちのサバイバル子育て図鑑』
いきものたちが自分の遺伝子を残すために編み出した、サバイバルな子育てを全4章、58話集めました。
自分もおなかがペコペコなのに、子どもにお乳をあげたり、身体をはって天敵から守ったり、ときには自分を食べさせたり、いきものたちの子育ては、全力で命がけです。
大変なのは、親だけではありません。子どもも生存のために兄弟同士で争ったり、親から生きていくための技術を学んだり、親が与える仰天するようなエサを食べたりして、懸命に生きています。
そのようなびっくり、どっきりするような子育て話を、動物たちの会話や、手紙、詩を通して、楽しく知ることができます。
また『カメの甲羅はあばら骨』や『キモイけど実はイイヤツなんです。』で大人気の川崎悟司さんによる、いきものたちのユニークなイラストも必見です。
監修は『角川の集めるGET! 動物』の総監修であり、旭川市旭山動物園元園長である小菅正夫先生。
今回は特別に、小菅先生が動物園で目の当たりにした、いきものの子育てコラムも収録しました。
より詳しい子育ての生態を学べる、「教えて! 小菅先生」のコーナーもあります。
さらに『いきものたちのサバイバル子育て図鑑』を購入した方だけがゲットできる、『角川の集める図鑑GET!+』の限定カードもご用意いたしました。
『角川の集める図鑑GET!』シリーズをお持ちの方は、要チェックです。
動物たちの子育て話を読みながら、親子でぜひ語り合って欲しい一冊です。
第1章 そこまでやるの!? 過酷子育て
ホッキョクグマのメスが命がけで育てた子どもをオスは食べる
コウテイペンギンのオスは子育てのために4ヶ月も絶食する
コブハサミムシの子どもはママを食べちゃう
ライオンのオスは群れの子どもを皆殺しにする
第2章 どうしてそうなった!? 不思議子育て
コチドリはすぐれた演技力で子どもを守る
モンシデムシの子どもが食べるのは小動物の死体
オカピの子どもはママをおしりの模様で見分けられる芸術的センスがある
ハトはまさかのミルク育ち
第3章 わけがわからない!! 謎な子育て
ジャイアントパンダの子どもは小さすぎ
コモドオオトカゲはオスなしで子どもを作ることもある!?
ラブカの妊娠期間はギネスブックに載るほど長い
ココノオビアルマジロの子どもは必ず同性の4つ子になっちゃう
第4章 パパもがんばる!! 男前子育て
サケイのパパは胸毛水筒で水を運ぶ
オウサマペンギンはオス同士で子育てすることも普通にある
タガメのメスはオスが一生懸命育てた卵を破壊する
カピバラの父親は命がけで妻子を守るが妻子はとっとと逃げる
作者 | 小菅 正夫/川崎 悟司 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年07月26日 |
これらの作品を通して、動物たちの親子関係や育児の様子、そしてその奥深さを感じることができるでしょう。人間の子育てとは異なる、またとない愛情表現や生きるための知恵が詰まっています。それは子育ての難しさ、そしてその大切さを改めて教えてくれるものです。
父親にとっても母親にとっても、育児は大変なこと。それは人間も動物も同じです。でもその一方で、育児は、子どもたちを守ること、子どもたちが成長するのを見守ることによって得られる何物にも代えられない喜びでもあります。その喜びや感動、そして奇跡をくれるのが、育児という行為なのです。
小さな命が育つ様子を描いた作品は、読んだ者の心を揺さぶり、愛や親子の絆の大切さを気づかせてくれるでしょう。そして、その過程で生じる問題や困難について考えさせるきっかけにもなります。動物たちが直面する育児の課題は、私たち自身の子育ての挑戦と重なる部分が多く、その共感から多くを学べます。
今回紹介した3つの作品は、人間の視点から見た動物たちの育児の姿を描いていますが、作品毎に個性や主題が異なるため、それぞれ違った視点から子育てを考えることができます。これらの作品を読んだ後には、きっと動物の世界に新たな興味や敬意を持つことでしょう。
子育ては大変なこと。しかし、その大変さを乗り越えた先には、愛と喜びがたくさん詰まっています。それが、動物であれ、人間であれ、親という存在の醍醐味であり、誇りなのです。それを改めて思い出させてくれる作品たちを、ぜひあなたにも手に取って頂ければと思います。読んだ後のあなたの日々の子育てが、少しでも明るく、そして豊かになれば幸いです。
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