ロマンシス・シスターフッド小説10選
こんにちは!本日ご紹介するのは、心躍るロマンシスと共に描かれるシスターフッドストーリー10選です。仲良し姉妹たちの日常から、妹や姉を通じて描かれる大人の愛情まで、読むたびに微笑ましくなるエピソードが満載!ハラハラドキドキの展開を、温かな笑顔と共にお届けします。また、抑えきれない感情のままに泣いて、怒って、笑ってしまうような絆のスナイダーさんたちの物語も。そして、楽しいだけではなく、時には切なさや苦しみも共有してくれる優れた作品群です。魅力的なキャラクターたちと共に、シスターフッドの真髄を味わえる10冊をピックアップしました。ぜひいくつか手に取ってみてくださいね。
『らんたん = Lantern』
作者 | 柚木,麻子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年11月 |
『製鉄天使』
作者 | 桜庭,一樹,1971- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2012年11月 |
『インフルエンス』
作者 | 近藤,史恵,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年01月 |
『両手にトカレフ』
未来屋小説大賞&高校生が選ぶ掛川文学賞、ノミネート!
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者が
14歳の少女の「世界」を描く、心揺さぶる長編小説。
この物語は、かき消されてきた小さな声に力を与えている。
その声に私たちが耳を澄ますことから、全ては始まるのだ。
ーー西加奈子氏
私たちはもう呪いから解放されていいんだ。
2人の少女を抱きしめながら、私も一緒に泣きたくなった。
ーー長濱ねる氏
今、この時代にブレイディさんは必要とされていて、
この物語は、ブレイディさんにしか、つくれない。
ーーヨシタケシンスケ氏
自分が失いかけていたものを
取り戻したような気持ちになった。
一人でも多くの人に読んでほしい。
ーーバービー氏
自分だけの美しいものを見つける長い旅が
人生となっていくのだろう。
読後、子ども時代の自分を抱きしめて
「頑張れ」と声をかけたくなった。
ーー中江有里氏
一気に読んだ。
言葉さえあればわたしたちはつながれる。
苦しみは分かちあえるし未来も切りひらける。
ーー中脇初枝氏
自分を守るためにも自分を変えなければいけない局面が
誰にもあって、その時、とにかく動揺してしまう。
でも、この小説が肯定してくれる。
ーー武田砂鉄氏
◎ブレイディみかこ氏からのメッセージ
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』には出てこないティーンたちがいました。ノンフィクションの形では書けなかったからです。あの子たちを見えない存在にしていいのかというしこりがいつまでも心に残りました。こうしてある少女の物語が生まれたのです。
◎STORY
私たちの世界は、ここから始まる。
寒い冬の朝、14歳のミアは、短くなった制服のスカートを穿き、図書館の前に立っていた。そこで出合ったのは、カネコフミコの自伝。フミコは「別の世界」を見ることができる稀有な人だったという。本を夢中で読み進めるうち、ミアは同級生の誰よりもフミコが近くに感じられた。一方、学校では自分の重い現実を誰にも話してはいけないと思っていた。けれど、同級生のウィルにラップのリリックを書いてほしいと頼まれたことで、彼女の「世界」は少しずつ変わり始めるーー。
作者 | ブレイディみかこ |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2022年06月08日 |
『倒立する塔の殺人』
作者 | 皆川,博子,1930- |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2011年12月 |
『私が鳥のときは』
中三の夏休み、蒼子の母が元同僚で余命わずかのバナミさんをさらってきた。なんでうち。なんで今。腹を立てる蒼子だったが、ひょんなことから一緒に受験勉強に励むようになりー受賞作「私が鳥のときは」。英語の授業は気づまりだし、部活は基礎練ばかり。「社会」というもののハードさに気づきはじめた、中一のバナミと友人たち。夏休み、お屋敷に暮らす老婦人・英子さんと出会ってー書き下ろし「アイムアハッピー・フォーエバー」。軽やかに瑞々しく、世界をあざやかに変える傑作青春小説、誕生!第4回氷室冴子青春文学賞大賞作。少女と元少女たちに訪れた、奇跡のような夏の物語。
作者 | 平戸 萌 |
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価格 | 1815円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年12月01日 |
『同志少女よ、敵を撃て』
作者 | 逢坂,冬馬,1985- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2021年11月 |
『グレイス・イヤー 少女たちの聖域』
ガーナー郡に住む16歳のすべての少女は、危険な魔力を持つとされ、森の奥のキャンプへ一年間追放される。少女ティアニーが、謎に包まれた通過儀礼〈グレイス・イヤー〉でのサバイバルの果てに見た真実。『侍女の物語』×『蠅の王』のポスト・ディストピア小説
作者 | キム・リゲット/堀江 里美 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2022年11月16日 |
『音もなく少女は』
貧困家庭に生まれた耳の聴こえない娘イヴ。暴君のような父親のもとでの生活から彼女を救ったのは孤高の女フラン。だが運命は非情で…。いや、本書の美点はあらすじでは伝わらない。ここにあるのは悲しみと不運に甘んじることをよしとせぬ女たちの凛々しい姿だ。静かに、熱く、大いなる感動をもたらす傑作。
作者 | ボストン・テラン/田口 俊樹 |
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価格 | 1023円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2010年08月04日 |
『照子と瑠衣』
「まだまだこれから、なんだってできるわよ、あたしたち」
照子と瑠衣。ともに七十歳。妻を見下す夫を捨て、
老人マンションの陰湿な人間関係を見限って、
女性ふたりの、逃避行の旅が始まったーー。
痛快で心震える、最高のシスターフッド小説!
「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。
照子と瑠衣はともに七十歳。ふたりにはずっと我慢していたことがあった。照子は妻を使用人のように扱う夫に。瑠衣は老人マンションでの、陰湿な嫌がらせやつまらぬ派閥争いに。我慢の限界に達したある日、瑠衣は照子に助けを求める。親友からのSOSに、照子は車で瑠衣のもとに駆けつける。その足で照子が向かった先は彼女の自宅ではなく、長野の山奥だった。
新天地に来て、お金の心配を除き、ストレスのない暮らしを手に入れたふたり。照子と瑠衣は少しずつ自分の人生を取り戻していく。照子がこの地に来たのは、夫との暮らしを見限り、解放されるため。そしてもう一つ、照子には瑠衣に内緒の目的があったーー。
作者 | 井上荒野 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2023年10月12日 |
以上、ロマンシス・シスターフッド小説10選を紹介させていただきました。一冊一冊が女性たちの物語で、そのエピソードは涙あり、笑いあり、時にはドキドキの恋愛ありと、読んでいるこちらも一緒に旅をするような気分にさせてくれます。また彼女たちの絆や成長の姿には、励みを受けること請け合いです。
ここで紹介した小説たちは、読めば読むほど深みにハマるような魅力がありますが、それぞれの作品が持つユニークな個性も見逃せません。一人ひとりのキャラクターが追い求める物語、互いに結びつきながら、時にはぶつかり合いながらも進んでいく生き様は、まさに力強いシスターフッドを象徴しています。
一冊でも多くの方が、この作品たちと出会い、そしてその中に描かれている世界に触れることで、何かしらの共感や、新たな視点を得られればこれ以上の幸せはありません。如何せんこの10作品は僅かな一部で、未だたくさんの魅力的なシスターフッド小説が世界中には存在します。たとえその中で1冊でも、心に響く一冊に出会えれば、それは間違いなく素敵な体験となるでしょう。
ぜひ皆さん、人間ドラマとそこに絡む女性たちの絆、そして成長を楽しむために、この10選を始めとするシスターフッド小説に触れてみてください。お供にはハンカチと、ひとつの冒険への期待を忘れずに。最後になりましたが、この記事を通じて魅力的な作品に触れるきっかけが提供できたなら、筆者としてこれ以上の喜びはありません。
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