子供にもおすすめ、哲学の入門書おすすめ5選
まず一つ目は、動物たちが独自の世界を形作る物語。様々な角度から「自由」や「平等」を考えさせてくれます。二つ目は、時間をテーマにした不思議な冒険。時間について深く考えるきっかけが得られるでしょう。三つ目は、人間を見つめ直すための物語。ある重大な選択を迫られた主人公がどう行動するのか、読者自身も考えさせられます。四つ目は、友情と善悪について深める作品。何が正しいのか、何が悪なのか、子供でも理解しやすい形で描かれています。最後は、すべての生き物がつながっているということを教えてくれる感動的なストーリーです。
『はじめての哲学』
哲学者14人の人生に生き方を学ぶ哲学入門書。古代ギリシア哲学の祖タレスに始まり、ソクラテス、カント、ニーチェ、サルトル・・・14人の人生と思想をこの1冊で!
作者 | 石井郁男/著 ヨシタケシンスケ/絵 |
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価格 | 不明 |
発売元 | あすなろ書房 |
発売日 | 2016年02月17日 |
『哲学ってなんだろう? 哲学の基本がわかる図鑑』
古代ギリシア哲学から21世紀の現代思想まで、わかりやすく学べる!
10歳から大人まで楽しめる哲学の入門書。
世界中の哲学者・思想家たちが直面した「謎」について、一緒に考えてみましょう。
「存在」や「知識」、「正しさ」などの古典的な哲学テーマはもちろん、「機械は考えられるか」「動物を平等に扱うべきか」といった、最近の話題にも触れています。オールカラーのイラストつき。
「哲学」は謎から出発します。なんの謎かといえば、この世界のさまざまなものについての謎です。宇宙ってどんな場所だろう、自分はずっと同じ人間なんだろうか、よいとか悪いってどう違うんだろうとか、いろんなものが謎だらけです。この本は、そうした謎について過去の哲学者たちが考えたことをヒントに、どんなふうに考えられるかを教えてくれます。そうそう、この本を手にしたばかりの君にとっては「哲学」だって謎かもしれません。分からないことを楽しみながら、何度も読むのがコツですよ。
ーー訳者まえがきより・山本貴光
「存在」ってなんだろう
一番小さいものはあるのか/無はあるの?/現実ってなに?/同じ川に二度足を入れられるか/新品? それとも新品同様?/私はなにからできている?/私って?/時間を旅できるだろうか/どうして自分はここにいるの?/神は存在するの?/なぜ苦しみは存在するのだろう
「知識」ってなんだろう
信じているのか、知っているのか/私が確実に知っていることはなに?/いま夢の中じゃないと、どうして分かる?/水槽に浮かぶただの脳なのか/イスがイスじゃなくなる場合/人はどうやって学ぶのだろう?/経験からなにが分かる?/信念が正しい必要はあるだろうか/科学はいつも正しいだろうか
「正しい」とか「間違っている」ってなんだろう
正しいか、間違っているか、どうやって見分けられる?/噓をつくのは正しいことか/善良であるべき?/目的は手段を正当化するだろうか/幸せとはなんだろう/不幸な人間か 幸せなブタか/私は自由だろうか/私は幸せな囚人か/言いたいことはなんでも言っていいか
「平等」ってなんだろう
他の人をどう扱うべきか/誰が権力を持つべきか/ものごとを公平にすべき?/慈善活動に寄付すべきか/動物を平等に扱うべきか/どうして環境が問題になるのか
「考える」ってなんだろう
心ってなに?/心はどこにあるの?/誰かが考えていることは分かるか/機械は考えられるか/言葉はなにを意味してる?/よい議論をするにはなにが必要か
哲学の歴史/用語集/さくいん
作者 | DK社/山本 貴光 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 東京書籍 |
発売日 | 2024年02月28日 |
『まんがで哲学 哲学のメガネで世界を見ると』
1つの疑問を深〜く考えることで、考え方の“型”を身につけよう!「哲学する」とは、目の前にある考えや疑問について、ゆっくりじっくり考え、他人とも対話しながら、より納得できる考えをさがしていくこと。
本書では、「なんとなく学校に行きたくない…」という主人公のもやもやした気持ちを出発点に、その気持ちを深く掘り下げ、さまざまな人の意見を聞き、友人たちと議論して考えを深めていく過程を、ストーリー(漫画)とワークを通して体験できます。
いろいろな「もやもや」を抱えたときに応用できる、哲学的な思考の“型”を、楽しみながら知ることができる1冊です。
〜あらすじ〜
「なんとなく学校に行きたくないなあ…」と思いながら通学路を歩いていた主人公は、気がつくとふしぎな森に迷い込んでいました。そこで出会ったフクロウに導かれ、森に住む動物たちと様々な意見を交わしながら、「なんとなく学校に行きたくない」気持ちを、少しずつ少しずつかみ砕いていきます。森を抜けたとき、いつもの通学路は、主人公にとって一体どのように見えるのでしょうか?
作者 | 河野 哲也/菅原 嘉子/ながしま ひろみ |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2023年03月23日 |
『イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学』
仕事にも人生にも役立つ!
哲学の話がイラスト図解でやさしくわかる!
●難しいけど学んでみたい。哲学のあれこれを、順を追ってわかりやすく解説!
●アリストテレスからマイケル・サンデルまで、歴代の哲学者の考えを噛みくだいて紹介!
●「トロッコ問題」「世界5分前仮説」など、思考実験の特集も充実!
【テーマ例】
●「無知の知」ってどんな意味?
●アリストテレスって何をした人?
●人が幸せを感じるのはどんなとき?
●「我思う、ゆえに我あり」ってどんな意味?
●「人間は考える葦」ってどういうこと?
●世界は実は5分前につくられた…?
●何が変わった?「コペルニクス的転回」
●死ぬまで苦悩が続く…?「ペシミズム」とは
●幸せは計算できる?「最大多数の最大幸福」
●働くのが辛いのは、資本家のせい?
●ニーチェの「神は死んだ」ってどういうこと?
●「パラダイムシフト」の元ネタって何?
●人は「自由の刑」に処されている?
●「フェミニズム」っていつ生まれたの?
●善>悪は正しくない?「脱構築」とは
●人は欲望のままに行動するべき?
●コミュニティこそが大事? マイケル・サンデルの哲学 など
《もくじ》
序章 「哲学」ってそもそもどんなもの?
1章 昔の人はどんなことを考えていた? 古代・中世の哲学
2章 デカルトやパスカルの哲学とは? 近代初期の哲学
3章 自由や幸福について考える? 近代後期の哲学
4章 最近はどんなことを考えてる? 現代の哲学
特集 あなたはどう考える? 思考実験
特集 知っておきたい アジアの哲学
作者 | 青木滋之 |
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価格 | 1078円 + 税 |
発売元 | 西東社 |
発売日 | 2023年03月13日 |
『10代からの哲学図鑑』
何かが存在するとはどういうことか。物事が正しいとかまちがっているとかは、どうしたらわかるのか。神は本当に存在するのか。何世紀にもわたる人類の思索と叡智を、図解を駆使して驚くほどわかりやすく解説。10代から大人の読者まで、「目からうろこ」間違いなしの、全く新しい哲学入門書。
作者 | マーカス・ウィークス/スティーブン・ロー |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 三省堂 |
発売日 | 2015年10月15日 |
それでは、哲学の世界に足を踏み入れてみましたが、皆さんいかがでしたか?難しい言葉や抽象的な表現もありますが、それらにちょっと頭を悩ませつつ、自分の気持ちや考えに真摯に向き合う時間は、まさに「哲学」そのものではないかと思います。
この5冒険が、子供たちの理解力や想像力を刺激し、自分自身の意見を持つきっかけになればと願います。そして、大人の読者も、子供の視点を通して新たな発見や、忘れていた純粋な好奇心を取り戻せる一助となれば幸いです。
少しずつでも読んでみて、その中にある問いや疑問に自分なりの答えを見つけてみてください。それが思考のきっかけになり、より深い理解へと繋がることでしょう。
また、子供たちは早い段階で哲学のような抽象的な概念を自然に学び、それを自分のものにすることで、物事を多角的に捉え、複雑な課題に対しても柔軟に対応できる力を身につけることが期待できます。
そして何より、この5作品は楽しく読めること間違いなし!一冊でも手に取っていただき、子供たちの成長と共に何度でも読み返されることを願っています。
哲学という難しそうなテーマですが、実は私たちの日常生活の中にも哲学は息づいています。あなた自身の人生哲学にこれらの作品が少しでも寄り添ってくれることでしょう。恐らくこれからも哲学は子供たちにとっての大切な友人となり、人生を豊かに彩ってくれることでしょう。では、哲学の冒険の始まり、始まりです!
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