香港が舞台の漫画10選
香港の魅力をたっぷりと描き出した漫画10選をご紹介します。香港と言えばドタバタと追いかけっこの末のアクションが織りなす街、滑らかな琥珀色の光に描かれるビルの谷間、汗ばむ料理屋台の寄せ集め感、そんなエキゾチックな世界が、これでもかというほど綴られています。ビジネスマン、料理人、ギャング、それぞれが生き抜く街の喧騒とカオス、人々の生活の喜び、悲しみ、戦いや努力が交錯する日常など、細部にまでこだわった圧巻の描写。濃密なストーリーテリングと圧倒的なビジュアルで描かれる香港の魅力、その迫力ある生き生きとした表現に目が離せません。それぞれの作品が、香港のエネルギーに溢れた生活感を押し出していますよ。
『わかめとなみとむげんのものがたり』
作者 | LittleThunder,1984- 野村,麻里,1965- |
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価格 | 不明 |
発売元 | リイド社 |
発売日 | 2020年11月 |
『B/W(1)』
競馬や闘犬、闘鶏のように、コオロギどうしを競わせる遊戯を「闘蟋(とうしつ)」という。コオロギには同じ箱に入れるとケンカをする性質がある。勝てば高らかに美しく鳴く……。物語は現代・香港を舞台に、悪童”バービー”が成り上がるさまを描いていく! 1200年以上も続く、中国伝統の昆虫バトルを楽しもう! 分厚い320ページ、物語がたっぷりと楽しめます。
作者 | 渡邉 紗代 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年06月16日 |
『週末に会いましょう(1)』
作者 | 篠原烏童 |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 朝日ソノラマ |
発売日 | 2005年07月 |
『香港ラビリンス (フラワーコミックス)』
作者 | 竜山さゆり |
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価格 | 484円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2015年08月21日 |
『Hong Kongワーキング・ガール (Young rose comics)』
作者 | 村田 順子 |
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価格 | 142円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 |
『Blood+夜行城市』
作者 | 如月弘鷹 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2006年04月 |
『九龍ジェネリックロマンス 1』
此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に──。
作者 | 眉月 じゅん |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2020年02月19日 |
『九龍葬査回奇録 1』
とある事情を抱え中国に旅行に来ていた日本人の鳥居は、九龍城の前で現地の少年に荷物を全て盗まれてしまう。迷い果てた鳥居のもとに、突然謎の男が現れ、彼はそのまま拉致されてしまう。命の危険を感じた鳥居だったが、その謎の男・紗樂は彼に料理を振る舞い歓待してくれる。だが実はこの紗樂には密かな思惑が…!? 今は無き、中国にその名を轟かせた東洋の迷宮・九龍城を舞台に、異形たちと共に生きる異色のコンビが大活躍!! 怪奇・陋巷冒険譚、開幕!!
作者 | 晴十ナツメグ |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 秋田書店 |
発売日 | 2021年05月14日 |
『Don't Cry 香港 (Charaコミックス)』
作者 | 篠原烏童 |
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価格 | 586円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2014年02月07日 |
『少年魔法士 1 (香港ジャック・ザ・リッパー)』
作者 | なるしま,ゆり |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新書館 |
発売日 | 1996年09月 |
こうしてご紹介した10作品は、それぞれ異なる視点からこの特殊な街、香港を描いています。ダイナミックな都市生活から深淵な歴史、風変わりな住人たちの日常まで、様々なアプローチで香港の多面的な魅力を引き立ててくれています。これらの作品を通して、読者は枠のない大都市の息吹を感じ、香港の街角で人々がどんな生活を送っているのか、そのリアルな一面を垣間見ることができます。
さらに、作品それぞれが独自の視点で先の見えない闘いや深遠な人間関係を描いており、それはまるで香港という都市そのものを映し出しているかのよう。時には思わぬところでユーモアを見つけ、時には痛切な感情に打たれます。だからこそ、旅をしていなくても、遥か遠くの香港まで足を延ばすことが可能なのです。
香港という街を知る一つの方法が、こうした小説や漫画を読むこと。その独自の文化や歴史、情緒豊かな風景が紡ぎ出す物語たちは、まるで違う世界へ連れて行ってくれます。私たちは、これらの作品から、香港という街を、もしくは人々を、より深く理解するきっかけを掴むことができるのです。
それぞれの作品は、読者にバラエティ豊かな香港の一面を見せ、また違った視点から香港の魅力を再発見するきっかけを提供します。そしてもちろん、自身が香港を訪れることで、これまで想像もしていなかった新たな一面を知ることもあるでしょう。
終わりに、これらの作品がみなさんに香港の多様性や魅力を伝える役割を果たし、新たな視点から香港の街角を見つめるきっかけになれば幸いです。キャラクターの一挙手一投足から、香港の生活風景、文化、歴史が五感を通じて伝わってきます。一読の価値あり、と断言できる10作品です。ぜひ手にとって、香港の息づかいを感じてみてくださいね。
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