全国各地の言葉について知る!方言について学べるおすすめ本7選

日本全国色々な地方言葉があるのをご存じですか?その地域の文化や歴史が詰まった方言を学べる本をご紹介します!1冊目は北海道の言葉を解き明かす一冊。寒い冬を乗り越えるたくましさが感じられますよ。2冊目は東北の温かさを伝える本。訛りがとても味わい深いです。3冊目は関東、特に東京の言葉を深掘りする本。高度な都市文化を味わえます。4冊目は方言大国、関西の言葉を特集した一冊。笑いを誘う表現が満載です!5冊目は、シャープな印象の九州の言葉をピックアップ。パワフルな一冊となっています。6冊目は、独特な響きが常家の沖縄の言葉を網羅。楽しくてためになりますよ!最後は、各地の方言をまとめた全方言版!これ一冊で全国の方言学習が可能です。全部読むと、日本の深みが分かること間違いなしですよ!
『東京のきつねが大阪でたぬきにばける誤解されやすい方言小辞典』

作者 | 篠崎,晃一,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三省堂 |
発売日 | 2017年06月 |
『方言はなぜ存在するのか ことばの変化と地理空間』

トウモロコシ、ジャガイモ、カマキリ、バッタ…。生活に身近な語彙や、人名や地名と方言の関係、文法の地域差などを例に、地理空間におけることばの変化のしくみを考察。言語記号の恣意性を超えた有縁化の働き、そして、方言分布の基本則を明らかにし、なぜ方言は存在するのかという謎に迫る。
作者 | 大西拓一郎 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 大修館書店 |
発売日 | 2023年10月13日 |
『日本の方言』

塩の足りない味噌汁はウスイ? アマイ? ミズクサイ? それぞれの方言では会話が成り立たないほど、ことばの地域差が大きな日本。ドンドロ(雷)、ビッキ(蛙)、ハンカクサイ(あほ・ばか)など、地域に根ざした豊かな語彙の分布には、変転し、広まり、混じり合ってきたことばの来歴が刻み込まれている。共通語と標準語、方言周圏論、忌みことば、方言コスプレなど、基本的な用語も解説。『日本方言大辞典』を編纂した第一人者がいざなう。
序──方言とは何か
1 自 然
かみなり(雷)
いなずま(稲妻)
つゆ(梅雨)
つらら(氷柱)
つむじかぜ(旋風)
しあさっては何日目?
2 食物・料理・味
さといも(里芋)
じゃがいも(馬鈴薯)
もみがら(籾殻)とぬか(糠)
すりばち(擂鉢)とすりこぎ(擂粉木)
「甘い」と「塩味が薄い」
3 人間・生活
ほお(頬)
ものもらい(麦粒腫)
あざ(痣)とほくろ(黒子)
つば(唾)とよだれ(涎)
ゆび(指)
かかと(踵)
おんな(女性)
あほ・ばかの方言
酒とことば
4 動植物
かたつむり(蝸牛)
とんぼ(蜻蛉)
カマキリとトカゲ
カエル(蛙)
とさか(鶏冠)
うし(牛)
牛の鳴き声・雀の鳴き声
ふくろうはなんと鳴くか
どくだみ
つくし(土筆)とすぎな(杉菜)
5 遊 戯
おてだま(お手玉)
たこ(凧)
たけうま(竹馬)
かたあしとび(片足跳び)
えらび歌
6 文法的特徴
「雨が降っているから」(接続助詞)
「今日はいい天気だ」(断定辞)
「ミカンを皮ごと食べた」(接尾辞)
「の」と「が」の使い分け
「能力可能」と「状況可能」
進行態と完了態
「ラ抜きことば」と「レ足すことば」
7 方言の現在
方言衰退の意識
共通語化することば
方言と共通語ござ使い分けの時代
生き残る方言語彙
各地で生まれる新方言
現代社会における方言の機能
教育における方言
災害と方言
商品・標語・ポスターにみる方言
方言で遊ぶ
教養・文芸・ドラマ
方言の機能の変化
参考文献
作者 | 佐藤 亮一 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月15日 |
『目でみる方言』

作者 | 岡部敬史/山出高士 |
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価格 | 1401円 + 税 |
発売元 | 東京書籍 |
発売日 | 2023年03月27日 |
『「方言コスプレ」の時代 : ニセ関西弁から龍馬語まで』

作者 | 田中ゆかり |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 |
『おもしろ方言47都道府県まるわかり~小学生のミカタ~』

作者 | 八万介助/神永曉 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年04月21日 |
『こころをよむ 方言と日本のこころ』

方言は、かわいい? あなたは今もお国ことばを使っていますか?
日本語の各地方の方言は、いつどのようにして生まれ、そして今、どのように位置づけられているのか? なぜ、東京の下町ではなく、山の手の言葉が標準語になったのか? 気鋭の日本語学者が、平安時代の『源氏物語』や江戸時代の「方言集」、明治時代の「方言札」から現代の「方言ラップ」まで、古今東西の具体的な言葉や事例をひもときながら、その多種多様な世界に迫る。面白くて、ためになる方言論!
第1回 方言は、かわいい? カッコいい?
第2回 方言ラップを聴いてみよう〜その⑴
第3回 方言ラップを聴いてみよう〜その⑵
第4回 平安貴族が方言に向ける視線
第5回 鎌倉時代から江戸時代の人々は方言をどう見ていたか
第6回 近代化の中で抑圧される方言
第7回 方言の地位が劇的に変化する
第8回 注目を集める手段としての方言
第9回 方言が結ぶ人々の絆
第10回 方言会話を記録する
第11回 気づかない方言
第12回 方言で遊ぶ若者たち
第13回 方言を味わう 方言で味わう
第1回 方言は、かわいい? カッコいい?
第2回 方言ラップを聴いてみよう〜その⑴
第3回 方言ラップを聴いてみよう〜その⑵
第4回 平安貴族が方言に向ける視線
第5回 鎌倉時代から江戸時代の人々は方言をどう見ていたか
第6回 近代化の中で抑圧される方言
第7回 方言の地位が劇的に変化する
第8回 注目を集める手段としての方言
第9回 方言が結ぶ人々の絆
第10回 方言会話を記録する
第11回 気づかない方言
第12回 方言で遊ぶ若者たち
第13回 方言を味わう 方言で味わう
作者 | 澤村 美幸 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2023年06月23日 |
今回全国各地の方言について学べる7冊の本を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?語り口や表現が異なることで、その土地の気候や風土、人々の性格まで垣間見えるのが方言の奥深さです。関西弁や沖縄弁など、異なる地方の言葉で伝えられるエッセンスやユーモラスな響きに触れるだけで、まるで旅行気分を味わっているかのよう。しかも、その過程で日本語の多様性や深みを改めて感じることができます。
また、方言を学ぶことは単なる知識の蓄積だけでなく、人々とのコミュニケーションにも役立つはずです。自分が知らない地方の言葉を理解することで、その地方の人々とより深いレベルで関わることができます。それは、旅行や出張先で現地の人々と交流する際はもちろん、移住や就職で新たな生活を始める場合でも大いに役立つでしょう。
さあ、全国各地の方言の世界へ、一緒に旅を始めてみませんか?どの本もそれぞれに特色があり、方言を学ぶだけでなく、その地方の文化や歴史にも触れることができます。見慣れた日常が新しい発見に満ちた旅へと変わるかもしれませんよ。新たな方言探しの旅路に、今回紹介した本たちが最高の伴侶となることを心から願っています。
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