フェミニズムを学びたい人が読むべき10選

フェミニズムを深く学びたいあなたへ、10冊の素敵な作品を紹介します。けっして説教めいたことは書かれていませんが、物語を通じて自然と登場人物の視点や感情が感じられます。それこそが女性が過去に繰り広げてきた闘争や現代社会で抱える問題を理解する手助けになります。また、虚構の中にもリアリティがあり、私たちの社会も見つめ直すきっかけを与えてくれます。現代の活動家から過去の偉大な女性たちの物語まで幅広くカバーされています。絵が綺麗な漫画もあれば、深いメッセージ性を持つ小説もありますよ。これらの作品を読むことで、フェミニズムに対する一層深い理解を得ることができるでしょう。
『マテリアル・ガールズ フェミニズムにとって現実はなぜ重要か』

ジェンダーアイデンティティとは何か
混迷をきわめるジェンダー問題を分析し、 平等な社会のための現実的な解決策を提示する
多様な「性」を尊重する社会づくりが世界的に進むなかで、それに合わせた法制度などが整備されつつある。その一方で、複雑化した「ジェンダー概念」への理解が追いつかず、社会的混乱を来してもいる。本書では、生物学的性別よりもジェンダーを優先する、いわゆる「ジェンダーアイデンティティ理論」が生まれた思想的背景を、ボーヴォワール、ジュディス・バトラーなどを振り返りながら丁寧に説明し、「ジェンダーアイデンティティ」とは何かを明らかにする。さらに、女性専用スペース、医療、政治、データ収集など、さまざまな文脈において生物学的性別の重要性を提示することを通して、「誰もが生きやすい社会」の実現に向けた現実的な解決を試みる。
作者 | キャスリン・ストック/中里見博/千田有紀 |
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価格 | 3960円 + 税 |
発売元 | 慶應義塾大学出版会 |
発売日 | 2024年09月18日 |
『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』

作者 | 上野,千鶴子,1948- 田房,永子,1978- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2020年01月 |
『フェミニズム大図鑑』

作者 | McCann,Hannah 最所,篤子 福井,久美子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 三省堂 |
発売日 | 2020年08月 |
『99%のためのフェミニズム宣言』

私たちはまだ連帯できる――ほんとうの敵は資本主義だ
1%の富裕層ではなく、「99%の私たち」のために、性差別・人種主義・環境破壊のない社会を。いまや世界中に拡がる女性たちの運動とも共鳴しながら、研究の第一線でも活躍するジェンダー学者たちが、性の抑圧をもたらす現代資本主義の終焉を呼びかける。分断を正確に認識することで、私たちはまだ連帯できる。
「99%のためのフェミニズムは反資本主義をうたう不断のフェミニズムである――平等を勝ち取らないかぎり同等では満足せず、公正を勝ち取らないかぎり空虚な法的権利には満足せず、個人の自由がすべての人々の自由と共にあることが確証されないかぎり、私たちは決して既存の民主主義には満足しない」(本文より)。
◎目次
1 新たなフェミニズムの波がストライキを再構成する
2 リベラル・フェミニズムは崩壊した──私たちは前に進まなければならない
3 私たちには反資本主義のフェミニズムが必要だ──99%のためのフェミニズム
4 私たちは社会全体の危機のさなかを生きている──そしてその根源は資本主義にある
5 資本主義社会におけるジェンダー的抑圧は、社会的再生産が利益目的の生産に従属していることに根ざしている──私たちはその順番を正しくひっくり返したい
6 ジェンダーに基づく暴力には多くの形があり、そのすべては資本主義と複雑に絡みあっている──私たちはそれらすべてと闘うことを誓う
7 資本主義はセクシュアリティを規制しようとする──私たちはそれを解放したい
8 資本主義は人種主義的・植民地主義的暴力から生まれた──99%のためのフェミニズムは、反人種主義かつ反帝国主義である
9 資本による地球の破壊から脱するために闘う──99%のためのフェミニズムはエコ社会主義である
10 資本主義は本物の民主主義や平和と両立しない──私たちの答えはフェミニスト的な国際主義である
11 99%のためのフェミニズムはすべてのラディカルな運動に反資本主義の反乱を呼びかける
作者 | シンジア・アルッザ/著 ティティ・バタチャーリャ/著 ナンシー・フレイザー/著 惠愛由/翻訳 ほか |
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価格 | 2400円 + 税 |
発売元 | 人文書院 |
発売日 | 2020年10月23日 |
『はじめてのフェミニズム』

女性にはどんな権利が必要? 「女の仕事」はどう生まれた? 多様で複雑なフェミニズムの論点を、多様で複雑なまま、でもわかりやすく伝えます。
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帯テキストを入力ください(任意) *改行可 *内容の重複注意
なぜいつも男子がリーダーなのか
女性もバリバリ働くべき?
家事にお金を払ったら?
なぜ天才と言われる女性は少ないのか
整形っていけないこと?
性描写はやめるべきか
――実は、フェミニストの意見は分かれます
対立も矛盾もそのまま理解し、前に進むための超入門!
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作者 | デボラ・キャメロン/本文 向井和美/翻訳 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2023年09月07日 |
『読書する女たち フェミニズムの名著は私の人生をどう変えたか』

一冊の本に何度でも出会い直し、人生の糧にできる我々はなんて幸福なんだろう。
ー松田青子(作家)
「私はフェミニストじゃないけど」って前置きにイラっとする人は全員読もう
ー小川たまか(ライター)
育児のため新聞記者の夢を諦め、ライターとして働くステファニーは、
果てしなく続く家事と育児と仕事に追われ、閉塞的な日々を過ごす。
ある日、学生時代に読んだベティ・フリーダンの『女性学の神話』を再読し
感銘を受けた彼女は、母校でフェミニズムを学びなおす決意をする。
15冊の名著を授業形式でひも解き、
現代の女たちが生き延びるすべを探すエッセイ。
【本書に登場するテキスト】
メアリ・ウルフトンクラスト『女性の権利の擁護』
バージニア・ウルフ『私ひとりの部屋』
シモーヌ・ド・ボーボワール『第二の性』 ほか
【目次】
まえがき
第1部 発見
過去を振り返って理解する/フェミニズム再訪/最初の授業の日/アダムとエバと蛇/自然体の女性、不自然な世界/逃げることはできても、隠れることはできない
第2部 運命
ペルペトゥア/母親らしさについての考えを改める/女性の権利の擁護/結婚の運命/目覚め/元いた場所に戻る
第3部 分離
自分ひとりの部屋/第二の性/女らしさの神話/変革者の娘/「しあわせ」になる時間があるのは誰?/性の弁証法/フェミニストはどうやって洗濯するか?/奥さんが欲しい/性の政治学/オブジェクト・レッスン
第4部 欲望
飛ぶのが怖い/ドラ/もうひとつの声/レイプの後で/ジェンダー・トラブル/女性ブロガー、リバーベンド/前に向かって生きる
あとがき
謝辞
参考文献
索引
作者 | ステファニー・スタール/伊達尚美 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2020年06月17日 |
『挑戦するフェミニズム』

フェミニズムは何と格闘し,何を獲得してきたのか。資本主義が変容した社会で今起きている新たな課題とは。労働と再生産,家父長制,ケア,国家と女性の権利などの論点を現代的視点で再考し,次の理論形成へ向けて,第一線の研究者が集結。渾身のメッセージ。
作者 | 上野千鶴子/編集 江原由美子/編集 |
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価格 | 2900円 + 税 |
発売元 | 有斐閣 |
発売日 | 2024年08月17日 |
『韓国フェミニズムと私たち』

フェミニズム・リブート、江南駅女性殺人事件を契機に若い女性たちがフェミニズムに覚醒し、声を上げ、社会に変化をもたらしている韓国。現在起きているフェミニズムムーブメントとその背景を検証、女性作家、アクティビスト等の声を伝え、韓日女性たちの連帯をすすめるための1冊
作者 | タバブックス/編 |
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価格 | 不明 |
発売元 | タバブックス |
発売日 | 2019年11月19日 |
『50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと』

50代女性、フリーランス、ひとり暮らし。
仕事は? 住まいは? 人生は? この先、なんとかなるんだろうか……?
でも、なんとかならなきゃ困ります。だって、私の老後がかかってんですよっ!
老後を目前に不安にかられた著者は「女性議員ならこの不安を自分ごととして考えてくれるのでは?」と希望を抱き、日本で唯一パリテ(男女同数)議会を20年以上も続けてきた大磯町議会をたずねる。
取材の中で浮かび上がってきたのは、自分自身が下積み時代に受けた悔しい女性蔑視、世代の異なる師匠との考え方の違い、50代になってからフェミニズムを知った苦しさなど、意外にも"個人的なこと"だった──
『時給はいつも最低賃金〜』の著者による、パワフルな政治&フェミニズムエッセイ。
作者 | 和田靜香/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 左右社 |
発売日 | 2023年09月23日 |
『被害と加害のフェミニズム』

本書は、フェミニズムが大衆化時代を迎える中で、性差別と性暴力問題を「まともな」日常の政治として持続させるために、「#Me Too以降の運動」を考えるものだ。
すなわち、フェミニズムの持続可能な運動にするために、これまで「どんな困難があったのか」「何が足りなかったのか」「何をもっと思慮すべきか」という課題の解決を目指すものである。
作者 | クォンキムヒョンヨン/編著 |
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価格 | 2400円 + 税 |
発売元 | 解放出版社 |
発売日 | 2023年01月31日 |
それぞれの作品を通じて、私たちがどのようにジェンダーについて考え、フェミニズムの視点から世界を読み解いていくかを知ることができます。それらの作品は、性自認やジェンダー、セクシュアリティなど、さまざまな視点からフェミニズムを描いています。これらの作品を読むことで、フェミニズムがただ女性の権利を訴えるだけでなく、従来の男性中心の視点を批判し、さまざまな性のあり方を認識し、人々が自由に自己を表現できる社会を目指す多元的な運動であることを理解することができます。
もちろん、これらの作品だけでフェミニズムを完全に理解することは難しいかもしれません。しかし、作中のキャラクターやエピソード、困難な状況とどう向き合っていくかという描写から、現代社会におけるジェンダーの問題やフェミニズムの考え方について考えるきっかけを得ることができます。
最後に、フェミニズムは誰にでも関わりのあるテーマであり、男性であっても、これらの作品から多くを学ぶことができます。理論だけでなく、物語を通じてフェミニズムを学ぶことで、自分自身の生き方や人々との関わり方についても深く思い悩むきっかけになることでしょう。
閲覧いただいた皆様がこれらの作品を通じて、自分自身の生き方や周りの人々について少しでも深く考えてくれたら嬉しいです。そして何より、これらの作品が皆様の心に何かを残してくれたら、それが全てです。これを機に、あなたもフェミニズムやジェンダーについて考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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